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アイスコーヒー作り置きはどのくらい日持ちする?酸化を防ぐ方法は?

挽きたての豆で淹れたコーヒーは香りもよくて美味しいですよね。

ただ、淹れる手間を考えるとまとめて作っておきたい気にもなります。

1杯ずつドリップするのは面倒ですからね。

問題は味の劣化と日持ちです。

アイスコーヒーの作り置きはどのくらいもつのか?

長持ちさせるにはどうすればいいか?

コーヒーの保存についてまとめました。

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アイスコーヒーの賞味期限と美味しく飲める期間

淹れたてコーヒーは生鮮食品と言っていいくらい賞味期限が短いものです。

新鮮なほど味がよく古くなって鮮度が落ちれば美味しさもガクンと落ちてしまいます。

酸化して苦味が出ますし、なによりコーヒーのいい香りはすぐに飛んでしまいます。

 

お金を取るような売り物のコーヒーなら、激安店でも作り置きは24時間くらいが限界でしょう。

今はドリップ販売になりましたが、一昔前のミニストップでは作り置きでコーヒーを売っていました。(客がセルフでカップに注ぐ方式)

あれも数時間で廃棄していたと記憶しています。

商売なら一定の品質を保つ必要がありますからね。

 

ただ、そこまでこだわり無く飲めればいいというなら、2~3日は保存できます。

もちろん香りはなくなってしまいますが、冷蔵庫に入れておけば傷んでしまう可能性は低いです。

なので自宅で作り置きするなら2~3日で飲みきれる量を目安にしましょう。

作り置きを長持ちさせる方法

どうせ作り置きするなら少しでも美味しいコーヒーにしたいですよね。

日持ちや味を長持ちさせる方法を紹介します。

 

水で淹れる

じっくりと抽出する水出しコーヒーはドリップやサイフォンで淹れたコーヒーより長持ちします。

熱を加えないので酸化しにくく香りも逃げにくいからです。

ドリップで熱湯を注ぐといい香りがふわっと漂いますよね。

あの逃げる香りが中に残ってくれるというわけです。

 

 

★水出しコーヒーの作り方

時間がかかりますが水出しコーヒーの作り方はいたって単純です。

 

  1. 大きめのドリンク容器に水500mlを入れる。
  2. コーヒー粉を30~50g入れる。(濃さは好みで)
  3. 軽く混ぜる
  4. 8~10時間ほど涼しい場所に常温で放置。
  5. フィルターで粉をこして完成。

 

水は水道水より軟水のミネラルウォーターがいいですね。

冷たいとコーヒーが抽出されにくいので常温水を使うのがおすすめです。

 

夜仕込んでおけば朝にはまろやかで飲みやすいコーヒーができますよ。

出来上がったら冷蔵庫で保存すれば、普通に淹れたコーヒーより味も香りも長持ちします。

 

フィルターでこす必要がない水出し専用のパックもあります。

面倒な人はこっちをどうぞ。

 

 

氷で急激に冷やす

水出しで作るのはちょっと面倒という方は、なるべく手早くコーヒーを冷やす方法をおすすめします。

 

まず普通にドリップでコーヒーを淹れます。

ホットで飲むときよりも濃いめに作るのがポイントです。

淹れたらすぐ氷をたっぷり入れかき混ぜて急速にコーヒーを冷やします。

濃いめに作るのは氷がとけて味が薄まるぶんを考慮してのこと。

 

できあがったら、すぐに蓋つきの容器へ移します。

コーヒーの熱い時間を短縮することで酸化や香りの逃げを減らすことができます。

 

なるべく何も入れずに保存

コーヒーにミルクや砂糖は欠かせない人も少なくありません。

風味が良くない作り置きコーヒーならなおさらそうですよね。

ただ、傷みやすくなるので保存するときにはブラック状態のままが望ましいです。

 

とくに、ミルクたっぷりのカフェオレはブラックコーヒーよりかなり腐りやすいです。

面倒でも飲む直前に混ぜるようにしましょう。

 

まとめ

作り置きコーヒーはすぐに悪くなったりはしません。

しかし、どうしても味の劣化は避けられません。

やはり美味しいコーヒーを飲みたいなら1日ぶんくらいの作り置きにしておくのが無難ではないでしょうか。