夏の足元のお洒落に欠かせないものといえばサンダルです。
でも、汗や埃のせいでサンダルって案外汚れていますよね。
ましてや悪臭を放つようではどんなお洒落も台無しです。
そんな嫌な臭いをスパッと断ち切るサンダル消臭方法を紹介します。
どうしてサンダルは臭くなる?
靴を履いていると中が汗で蒸れてきます。
サンダルでも同じことなんですが、靴より通気性がいいので自覚が薄れてしまいます。
いくら通気性がよくても密着している足裏は汗をかきますからね。
さらにサンダルを脱いで裸足で部屋の中に入ると、足は部屋の床と密着することになります。
汗をかいている足の裏は床の埃をかき集めます。
サンダルを履くと集めた埃が付着してしまうわけです。
汗や皮脂、埃に垢…これらは雑菌の絶好のエサとなります。
サンダルの中ですくすく育っていく雑菌たち。
これがますます悪臭を強くする原因になるのです。
消臭効果に予防効果も!重曹の使い方
サンダルの消臭に絶大な効果を発揮するのが重曹です。
使うのは安いお掃除用重曹で十分ですよ。
★サンダル消臭になぜ重曹?
サンダルに染み付いた足の臭いは、そのほとんどがイソ吉草酸という弱酸性の物質から発せられます。
そのため弱アルカリ性の重曹が効率よく臭いを消すことができるわけです。
また重曹の持つ優れた吸水性が、蒸れたサンダルの湿気を取り除いてくれるというメリットもあります。
脱臭剤としての重曹
★重曹の手作り脱臭剤
まず重曹といらなくなったストッキングか靴下を用意します。
靴下の中に重曹を100グラムほど入れて結びます。それをサンダルにのせます。
これだけでサンダルの臭いを吸収してくれるんです。
この方法はサンダルだけでなくあらゆる靴に使える技です。
靴だけではなく、靴箱の脱臭も重曹に任せることができます。
口の広い空き瓶や紙コップに重曹を入れ、ガーゼなど通気性がいいものでふたをします(かぶせて口のところを輪ゴムで止めるだけで大丈夫)。
これで簡易脱臭剤の完成です。
簡易脱臭剤は靴箱のいちばん下段の奥に置くのがおすすめです。
2~3ヶ月に1度のペースで新しいものに取り換えるようにしてください。
浸けおき洗いにも重曹
ラバーサンダルには重曹を使った浸けおき洗いが有効です。
バケツの中に重曹を1/4カップほど入れてよく溶かします。
液の中にサンダルを10分くらい浸けます。
バケツから取り出して歯ブラシで優しくこすり洗いをします。
汚れているところは重点的にごしごし。
でも強くこするとサンダルが傷むので優しく丁寧にこすります。
もし汚れ落ちが足りなかったら、液をかけながらこすってみます。
洗い終えたら水気をしっかり拭き取って完全に乾かします。
重曹以外の臭い対策
■同じサンダルを連続で履かない
複数のサンダルをローテーションさせて履きます。
日をまたいで雑菌が成長するのを一旦ストップさせるわけですね。
そのつど簡単に手入れをしてやれば効果は倍増です。
サンダルを包んでやると臭いをかなり吸収してくれます。
重曹靴下も一緒に入れるとかなりパワフルに消臭してくれますよ。
■エタノールで拭くのは?
重曹の他に臭いによくきくといわれるのがエタノールです。
除菌効果が高いので靴の内側を拭くと臭いを抑えてくれます。
ただ、サンダルは素材がエタノールの影響を受けやすい物が多いのであまりおすすめできません。
革やビニールが変色してしまう可能性があります。
■急ぐときは消臭スプレーを
まめなお手入れが臭い防止の王道です。
ですが、急ぎのときには手入れだの重曹だの言ってられませんよね。
緊急用に消臭スプレーをひとつ持っておくと便利です。
香りだけじゃなく除菌効果があるものを選んでくださいね。
まとめ
嫌な臭いを振りまいていたらどんなかわいいサンダルも台無しです。
面倒がらずにちゃんとお手入れをして、素敵なレディを目指しましょう。