公的な書類は役所に取りに行く必要があります。
ですが、昼間に仕事をしていると時間がなかなか取れないものですよね。
もし必要な書類が住民票なら、役所まで出向かなくても今ではコンビニでも取れるようにないますよ。
コンビニでの住民票の取り方や必要なものを紹介しますので参考にしてくださいね。
※正確には「住民票の写し」のことです。
コンビニに行く前に確認しておきたいこと
コンビニに行く前に、お住いの自治体がコンビニでの交付を行っているのかどうかをまずチェックしましょう。
こちらのサイトで都道府県と市区町村を入れるとわかります。
「お、交付してる。よし、今度こそ!」…の前にもう1つ。
以下のどちらかはお持ちでしょうか?
■住民基本台帳カード(住基カード):コンビニ交付のための利用者登録済みのもの
■マイナンバーカード:利用者証明用電子証明書の機能があるもの
コンビニで住民票を交付するにはこのどちらかが必要です。
仮にどちらかのカードを持っていても、登録時に「コンビニ交付で使いますよ」という申請をしておかなければいけません。
もし持っていなければ、住民票は役所に取りに行く必要があります。
今回は窓口で取って、ついでにマイナンバーカードの申請を済ませておいてはいかがでしょうか。
申請時には利用者証明用電子証明書の暗証番号を設定しましょう。
そうすれば、次に住民票が必要になったときにはコンビニで取ることができます。
住民票が取れるコンビニや料金は?
以下のコンビニで住民票を取ることができます。
・セブンイレブン
・ローソン
・ファミリーマート
・ミニストップ
・サークルKサンクス
仕事中にこれらを見つけたら、そこでぱぱっと取ってしまいましょう。
交付料金はコンビニごとではなく各自治体で異なります。
一例をあげると…。
・大阪府豊中市:200円
・福岡県福岡市:250円
・東京都葛飾区:200円
・愛知県一宮市:150円
200円前後の市町村が多いようです。
日本全国どこでも統一の価格なのかと思っていましたが違うんですね。
まれに、役所の窓口よりコンビニの方が安く済むところもあります。
自分の住んでいる場所ではどうなのか、市区町村のホームページなどで確認しておいたほうがよさそうですね。
コンビニでの住民票取得の基本操作
各コンビニにはマルチコピー機が設置されていますね。
住民票取得にはあの機械を使います。
★実際の操作の流れ
1:端末画面に「行政サービス」というボタンがありますので、それを押します。
2:表示された同意事項に同意したら、出てきた画面の中の「証明書交付サービス」を選びましょう。
3 端末のカードリーダーに住民基本台帳カードかマイナンバーカードのどちらかを読み取らせます。
3:「お住まいの市区町村の証明書を選んでカードの使用登録を役所でしたときに設定したパスワードを入力したら、カードの出番はおしまいです。
大切なものですので、置きっぱなしにせずしまってから次の動作に移ったほうが安心ですよ。
4:画面には取得できる証明書の一覧が出ていることと思います。今回は「住民票の写し」を選ぶことになります。
交付種別(自分だけなのか世帯全部のものなのか)、記載事項についての選択(続柄・本籍地・マイナンバーなどを記載するかどうか)、必要な部数を画面の指示通りに入力していき、最後に内容を確認します。
あとで選択画面に戻って訂正することもでるので、間違えても慌てなくて大丈夫です。入力はここまでで終了。
5:手数料分の料金を端末に入れたら、住民票の印刷が始まります。
出てきた住民票は必要部数きちんと印刷されていますか?
確認して受け取ったら、領収書も忘れないように全て持ち帰りましょう。
まとめ
コンビニで住民票が取れるようになったなんて、ずいぶんと便利になったものです。
あらかじめカードを登録していないとダメだというところは、やっぱりお役所っぽさを感じるところではありますが…。
でも一度登録しておけば、いつでも取れるようになりますから、この機会に済ませておくことをおすすめします。