スキューバダイビングのライセンスを取りたいと考えている方。
時間に余裕のあれば沖縄のような国内のリゾート地で取得しませんか?
綺麗な海での講習はきっと楽しいはずです。
ダイビングの免許の取得以外に観光や食事なども楽しめて一石二鳥ですよね。
今回は、沖縄でスキューバダイビングの免許を取る場合の具体的な流れや日数などを説明します。
※スキューバライセンスは正式にはCカードという潜るために必要な資格のことです。ここでは簡単に免許と呼ばせてもらっています。
何から始める?申し込みから現地のスケジュール
沖縄でスキューバダイビングの免許を取得したいけれど、なにから初めていいのか分からないという方のために、ざっくりとした流れを説明します。
★場所を決定
まずは滞在先を決めましょう。
沖縄本島だけでなく、宮古島、石垣島など、スキューバダイビングが行える場所はたくさんあります。
★ダイビングショップを決定
次にスキューバダイビングの免許の講習を行っているダイビングショップを探します。
ダイビングショップによって、講習の日数や費用は変わってきます。
自分のスケジュールや予算に合わせて、いくつかピックアップした中から慎重に決めましょう。
個人的には格安や簡単を売りにしているショップはあまりおすすめしません。
追加料金やトラブルが発生しやすいです。
★ダイビングツアーの申し込みとホテル・航空券の手配
場所やショップが決まったらツアーの申込みをします。
ショップによってはホテルや航空券の手配までしてくれるパックツアーもあります。
自分で準備するのが面倒ならお願いしてしまうのも悪くありません。
割高になりそうですが、意外に自分で申し込むより安かったりします。
★現地でのスケジュール例
ダイビングショップによって現地のスケジュールは変わってきます。
シンプルな例を一つご紹介しますね。
■1日目
現地ダイビングショップとの顔合わせと今後のスケジュールの確認。
その後、学科講習とプール講習。初日から浅い海で講習を行うところもあります。
■2日目
プール講習や実際に海に潜る海洋講習。その後、学科講習。
■3日目
海洋実習、学科講習、免許発行の手続き等。
事前に教材を送ってもらって自宅学習を済ませたうえで、現地の講習は3日間というところが多いです。
4日間かけてじっくりと実習を行うダイビングショップもありますので、予算と都合で選んでください。
気になる!料金はいくらかかるの!?
気になるのはライセンス取得までにかかる料金ですよね。
ダイビングの料金は申し込むショップでかなり差があります。
調べてみると何万円も違うので混乱してしまいますよね。
なぜこんなに差があるのかというと、それぞれのツアー料金に含まれている範囲が異なるからです。
■ダイビング免許取得にかかる主な料金
- 教材費
- 機材レンタル代
- 学科講習料
- プール講習料
- 海洋講習料
- 施設使用料
- 船の使用料
- ライセンス申請料
例えば、講習代金・器材のレンタルのみ表示しているところもあれば、それにプラスして送迎代・食事代・申請料まで含まれているものもあります。
宿泊施設つきの場合もあるので単純に合計金額だけでは比較できません。
ビーチから歩いて潜るのか船を利用して潜るのかでもまったく金額が違います。
必要なものが料金に含まれているか確認するためにも、内訳をしっかり提示してくれるショップを選びたいですね。
何人で講習を行うかも値段に差がつくポイントです。
あまり人数が多いと十分な講習を受けることができません。
このあたりも安さ重視のショップをおすすめできない理由です。
(宿泊費などは別にして)ライセンス取得に必要な金額は全部込みで4~6万円くらいが目安になります。
これより飛び抜けて安いと、何か抜けがあったり後で機材を購入させられたりの追加料金があると考えたほうがいいでしょう。
私の友人の体験談
私は海外でライセンスを取りましたが、沖縄で免許を取得した友人がいます。その子のケースについてご紹介しますね。
住んでいる地域の都心型のダイビングショップでは約6.5万円かかることを知った友人は、せっかくだったらと沖縄の石垣島で免許をとることを決めました。
ダイビングショップは、航空券、ホテルすべて手配してくれるところに安心を感じて決めたそうです。
仕事の休みもあまり取れないため3泊4日の最短コースに決めて申し込み。さっそく電話で予約して航空券もホテルも予約が完了し、料金を振り込んだらさっそく教材が届きました。
3日の講習のため、学科は自宅のインターネットを利用した事前学習スタイルだったそうです。
そして現地に到着した1日目から学科講習とプール講習。
2日目に海洋実習と学科講習。
3日目に海洋実習と学科の最終テスト、さらに免許発行の手続きが行われて無事に取得できました。
※残念ながらライセンスを取れるレベルに達しない場合には申請料はかかりません。
羽田発の航空券、ホテル、食事、講習代金、レンタル代、免許発行代、すべて込みで約9万円だったそうです。
彼女は石垣島にこだわりましたが、那覇であればもう少し安くあがるかもしれませんね。
まとめ
リゾート気分を味わえるぶん、沖縄でライセンスを取得するのは都心で取るよりもお得な感じがします。
学科やプール講習は都心でできても、海洋実習があるのでどのみち海にいく交通費は必要ですからね。
もちろん都心にあるショップだと、忙しい人でも少しずつ講習を進められるというメリットはありますが…。
料金のことはさておき、美しい海に潜る感動を初心者のうちにぜひ味わってほしいです。