2019年の10月から消費税が10%に引き上げられます。
それにともなって郵便料金も変更されることになりました。
通常はがきは62円から63円へと値上げされます。
そこで気になるのが2020年の正月に出す年賀状の値段です。
はがきが値上がりすれば年賀状も同じでしょ、
と考えるのが普通ですが、2016年の郵便料金改定では年賀はがきだけ料金据え置きだったのでわかりません。
というわけで、2020年の年賀はがきの料金について、日本郵便に問い合わせしてみました。
古い年賀はがきの使いみちについても紹介していますよ。
2020年の年賀はがきの値段は?
いきなり結論から言うと、2020年の年賀はがきの料金は63円です。
問い合わせたら「63円になる予定」と返答をいただきました。
よく見たら、郵便局のホームページにある郵便料金変更後の一覧に「通常はがき63円(年賀はがき含む)」と書いてありましたね。
わざわざこう書くということは、残念ながら以前のような値段据え置き措置はないようです。
古い年賀はがきはどうする?
古い年賀はがきを新しい年賀はがきに交換することはできません。
これを許すとお年玉くじに何回もチャレンジできてしまいますからね。
ただし普通のはがきや切手になら、1枚につき5円の手数料で交換できます。
ところが今年は古い年賀はがきと新はがきに1円の値段差があります。
62円の古い年賀はがきを63円の新はがきに交換できるのでしょうか?
これは手数料5円に差額の1円をプラスして払えば交換できます(問い合わせで確認済)。
もちろん62円分の切手に交換することもできますよ。
はがき交換のルール
郵送していないハガキは白紙・書き損じどちらも交換可(手数料5円)。
ハガキ・切手・郵便書簡・封筒などと交換できる。
お年玉くじを確認してから交換することも可能。
ただし古いハガキを今年の年賀状に交換はできない。
販売期間中なら今年の年賀状→今年の年賀状へ交換可能(手数料5円)。
販売期間中なら急な喪中で不要になった年賀はがきを無料交換できる(印刷済でもOK)。
※料金を表す部分が汚れていると無効
※印刷代金は交換の額面に含まれない
62円はがきで年賀状を出すには?
去年の年賀はがきで年賀状を出す人はいないでしょうが、通常はがきで年賀状を出す人は少なくありません。
年賀状が数枚足りないときなどつい使ってしまいますよね。
ただし普通のはがきを年賀状として使うには注意点があります。
まず、はがき表面に「年賀」を赤文字で記入すること。
書くのが面倒なら郵便局にゴム印があるのでそれを押すといいです。
もう一つは、年賀状用のポスト投函口に入れること。
この2つを守らないと、通常はがきの扱いになって変なタイミングで届いてしまうかもしれません。
そして今年忘れてはいけないのが、62円はがきには1円切手を付け足すこと。
はがきの料金部分にかぶらないように貼り付けます。
料金不足のはがきは基本は差出人に戻りますが、まれに受取人に届いて不足分を支払うか受取拒否するか選ばせるケースもあるようです。
新年の挨拶としては最悪の届き方ですよね。
古いはがきを使う場合は注意してくださいね。
1円切手はどこで売っている?
- 郵便局
- コンビニ
- 個人商店
1円切手を確実に買えるのは郵便局です。
これは当然ですね。
コンビニにも切手はありますが使用頻度の高い種類しか置いてありません。
これまでは1円切手のない店舗もたくさんありましたが、料金改定により需要が高まるので今後置く店は増えると思われます。
昔ながらの酒屋・薬局・雑貨屋のような個人商店でも切手を売っています。
とくにお店の前にポストが設置してあるようなところでは高確率で販売していますよ。
まとめ
- 2020年の年賀状は63円
- 古いはがきは5+1円で通常はがきに交換
- 新しい年賀はがきに交換はできない
- 62円はがきは1円切手を貼れば使える
- 切手はコンビニや個人店での購入可
ついこの前値上がりしたばかりな気がしますが、消費税の変更による料金アップなので仕方ありませんね。
1円切手をうまく活用して古いはがきも無駄なく使いましょう。