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カッパを洗濯機で洗うのはOK?正しいお手入れ方法で清潔にしよう

洋服と違ってカッパはつい手入れを怠りがちになります。

いざ使おうとしたら意外に汚れていてビックリ、なんてことがよくあります。

汚れがひどいと臭いまで出てくるんですよね。

しかし洗おうとしても、カッパなんか洗濯機に入れていいのかと不安になります。

そこで今回は、

カッパは洗濯機でも洗えるのか

正しいカッパのお手入れ方法

について解説します。

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ビニールカッパは洗濯機NG

まず、ビニール製のいわゆる昔ながらの雨ガッパは洗濯機では洗えません

 

完全に水を通さない素材なので、とにかく洗濯の効率が悪いです。

しかも洗濯機に余計な負荷がかかる恐れがあります。

とくに怖いのが脱水時です。

カッパにからんだ水が出ていかずに脱水槽に貯まるので、その重さでガタガタ揺れてしまいます。

水切れの悪いジーパンなんかの脱水で揺れて不安になることがありますが、カッパはもっと危険です。

洗濯機が飛び跳ねたりフタが外れる事例も報告されています。

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カッパを入れると必ず異変が起こるわけではありません。

ですが、たいして汚れも落ちないので危険を冒す必要はないでしょう。

雨ガッパは洗濯機NGと決めちゃっていいと思います。

 

ビニール製カッパの洗い方

  1. シャワーを当てて洗い流す。
  2. タライに張った水に洗剤を入れて、押し洗いする。
  3. 洗剤付きのスポンジでこすり洗いする。
  4. シャワーでよく洗剤を落とす。
  5. 風通しのいい場所に干して乾燥させる。

 

汚れがひどくない場合なら水シャワーでのお手入れだけで十分です。

臭いがするようなら中性洗剤を使って洗います。

私はタライを用意するのが面倒なので、風呂場の床でシャワー+スポンジで洗っちゃいますね。

ビニールだと自然乾燥しにくいのできっちり乾かしてから収納しましょう。

 

カビには酸素系漂白剤で漬け置き洗い

カッパの湿気を放置しておくとカビが生えてしまうこともあります。

こうなると中性洗剤だけでは落としきれないかもしれません。

 

その場合は酸素系漂白剤で漬け置き洗いをすることができます。

バケツの水に、漂白剤を漬け置きの分量入れて30分カッパをつけるだけ。

その後、スポンジでこすり洗いすれば大抵のカビは落とせます。

 

ただ、安いビニール製のカッパにそこまで手間をかけるべきかは微妙です。

今はコンビニでも100均でもカッパを買えますからね。

カビが生えたら処分して新しいものに買い換えるほうが簡単でいいかもしれません。

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レインコートは洗濯表示で判別

カッパと言っても、レインコートや防水ウェアなら素材によっては洗濯機で洗えるケースもあります。

普通の衣服と同じようにタグの洗濯表示で確認してみましょう。

 

平成28年(2016年)12月に洗濯表示が新しくなったので、カッパによってはまだ古いマークが表示されている可能性もあります。

ただ、どちらの場合でも「家庭での洗濯はできない」というマークがあったら自分で洗うことはできません。

クリーニング店に任せましょう。

手洗いマーク付きなら、洗濯機は使えませんが自宅で洗えます。

それ以外は表示に沿った洗い方で洗濯機を使えます。

 

洗濯機OKのカッパを洗うときの注意点

洗濯機OKでも、カッパを洗うときはいくつか注意したいポイントがあります。

 

★ファスナーやボタンは完全に閉める

金属製の部品がブラブラしていると摩擦で生地が傷んでしまいます。

しっかり閉めてから洗濯しましょう。

逆に、紐でしめるタイプは緩めておきます。

 

★フードは広げておく

収納式のフードは汚れが落ちやすいように取り出して広げておきます。

 

★洗濯ネットに入れる

そのまま洗濯槽に入れてしまうと絡まる可能性があります。

たたんで洗濯ネットに入れて洗ってください。

あまり小さくしすぎるとシワができてしまうので、少し大きめのネットに入るくらいまでたたみます。

 

★おしゃれ着用洗剤を使う

カッパには防水加工が施されているものが多いです。

強力な洗浄成分ほど加工を落としやすいです。

長持ちさせるためにもマイルドなおしゃれ着用洗剤を使いましょう。

 

★優しく洗えるコースを選ぶ

「弱コース」「手洗いモード」「優しく洗う」など、洗濯機によって表示は異なりますが、弱い力で洗うコースにしてください。

 

★すすぎに時間をかけて

撥水性が高いカッパの生地だと洗剤の成分も残りやすいです。

洗剤が完全に落ちるように、いつもより2倍ほどの長めの時間を設定します。

 

★脱水はしない

洗濯機で洗えるものでも、洗いとすすぎまで。

危険なので脱水はしないでおきましょう。

 

★干すときはハンガーを使用

カッパはハンガーにかけて陰干しをします。

ハンガーを使って風通しを良くしないとなかなか乾きません。

撥水加工された生地は紫外線に弱いので、直射日光の下で乾かすことはやめましょう。

 

★仕上げに撥水スプレーを

優しく洗っても洗濯で撥水効果は落ちてしまいます。

しっかり乾いた後に撥水スプレーを全体にかけましょう。

洗濯とスプレーはセットで行うと覚えておいたほうがいいですね。

 

 

脱水にはバスタオルを使う

手洗いにしても洗濯機にかけるにしても、干す前にはある程度水気を取っておきたいものです。

ぐっしょり濡れたまま干せばシワになりやすく、乾くまでの時間もかかります。

湿気た時間が長いほど雑菌がわきやすいので臭いも出やすくなります。

乾きの悪い室内干しでイヤーな臭いが出るあの現象ですね。

 

しかし、カッパには脱水機はつかえません。

そこでバスタオルを使って脱水してやります。

洗い終えて水気を絞ったカッパをバスタオルで包みます。

グイグイ押してタオルに水分を吸い取れるだけ吸い取ってもらいます。

まだ水分が残っているようなら、バスタオルを変えてもう一度繰り返します。

面倒ですがこの一手間で仕上がりが全然違いますよ。

 

まとめ

  • ビニールのカッパは洗濯機不可
  • シャワーとスポンジで洗う
  • レインコートはタグで判別
  • 洗濯ネットに入れてマイルドコース洗い
  • 仕上げに必ず撥水スプレー
  • 脱水にバスタオルが便利

 

危険なのでビニールカッパは絶対洗濯機に入れないでくださいね。

使用後のカッパは濡れたままにしておくと臭いやカビの原因になります。

汚れてからゴシゴシ洗うより、こまめな水洗いと乾燥が一番大切です。

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