雨上がりに晴れてきた空を見上げるときれいな虹が…。
虹を見るだけでラッキーな気分になりますよね。
気分だけでなく、虹には幸運のジンクスがいくつもあります。
中には虹を使った恋愛成就のおまじないもありますよ。
今回は虹にまつわる6つのジンクスについて解説します。
虹は神様からのエール!
ご存知の通り、虹が出るのは雨が降った後がほとんどです。
天気雨だと降っている最中でもたまに見ることができます。
空気中に水滴が残るうちに日差しがさすと、その光が反射屈折します。
水滴がプリズムのように日光を分解して、普段は見えない七色を見ることができるのです。
ただし、雨が上がってすぐ日が差さないと水滴が無くなってしまいます。
さらに反射した光は、真上から差すより角度があるほうが見やすいです。
真昼よりも10時や15時の日が傾いた時間帯に虹は出やすくなります。
このように原理は簡単でも虹を見るのは意外に条件が厳し目です。
そのため、虹は神様がくれたメッセージだとする話があります。
今は雨でもそれが終われば美しい虹を目にすることができるよ。
だからへこたれずに頑張りなさい。
神様は試練を与えつつ、それを乗り越えれば虹のようなご褒美をくれるんです。
つらいことや悲しいことが続いたときにも、その先にある希望を思えば、きっと乗り越えることができるはず。
虹を通じてそんなエールを送ってくれているというお話です。
信じたくなりますよね。
虹にまつわる恋のジンクス
- 虹はレア現象なので幸運のしるし。
- 神様の頑張れコール。
それもいいですが、もう一つ気になるのは「虹は恋愛にどうなの?」ということですよね。
虹にもちゃんと恋にまつわるジンクスがありますよ。
2本の虹は『人生の節目』かも!
1本の虹を見るのも珍しいのにそれが二重になったらレア度も倍増です。
ダブルレインボーと呼ばれるこの現象はかなりの幸運の印といわれています。
見た瞬間にお願いすれば願いがかなっちゃうという話もあるくらいです。
神龍みたいですね。
二重の虹を目にしたあなたには何か人生の節目になるような出来事が訪れるかもしれません。
ダブルレインボーには夢の成就・卒業・祝福という意味があると伝わっているからです。
仕事なら就職・昇進・独立。
恋愛なら結婚や恋人ができることを予感させられます。
とりあえずダブルレインボーを見たら、すかさず意中のあの人のことをお願いしておきましょう。
1回で3本虹なら『最高の祝福』!
ダブルよりさらに珍しいのが三重の虹トリプルレインボーです。
私も二重は見たことがありますが三重は目にしたことがありません。
ダブルレインボーが現れた時に、湿気や光の角度など条件がぴったり合うと3本目の虹が出現するようです。
トリプルが見られる確率は相当低そうですね。
激レアな虹だけにまつわるジンクスも最強クラスです。
グアムからほど近いミクロネシア連邦に、ジープ島という世界屈指の虹の島があります。
どのくらい虹の島かというと、日本では珍しいダブルレインボーを頻繁に見ることができるくらいです。
そんなこの島でもトリプルはさすがに珍しく、三重の虹は最高の祝福の象徴と言い伝えられています。
恋愛も金運もなくとにかく最高だと。
あなたの人生でも一度くらいは目にする機会があるかもしれません。
その後には、どんな幸運が待っているんでしょう?
なんだかわくわくしますね。
ジープ島についてはこちらのブログを参考にさせていただきました。
虹を見ながら名前を唱えると恋が叶う
ダブルやトリプルのような珍しい虹でなくても恋のジンクスはあります。
一重虹だってなかなか見られない幸運の象徴です。
ラッキーパワーを恋の味方につけちゃいましょう。
通常の虹でもできる簡単な恋のおまじないがあります。
虹を見ながら好きな相手の名前を7回唱えてみてください。
これで両想いになれるという恋愛成就のおまじないです。
流れ星と違ってすぐ消えちゃうものではないので、落ち着いていれば簡単にできますよ。
二人で虹を見ると両想いになれる
好きな相手とは今は友達の関係。
カップルになりたいのにあと一歩が踏み込めない…。
雨上がりに虹を見つけた時に、そんな相手が近くにいれば大チャンス。
うまく二人で虹を見ることができれば両想いになれるというジンクスがありますよ。
「あ、すごい虹がハッキリ見えるよ」
と勇気を出して声をかけてみましょう。
虹は地震の前兆!?
幸運のシンボルと言われる虹ですがネガティブな言い伝えもあります。
有名なのが雲に潜るように映し出される椋平虹(むくひらにじ)です。
この椋平虹が出ると近いうちに大きな地震が起こる、という怖いジンクスがあります。
ジンクスというよりは都市伝説や陰謀論に近いかもしれません。
もちろんこれは全く科学的根拠のない噂話です。
椋平虹と地震との因果関係は見つかっていません。
とは言え、虹のジンクスを信じる人はこういう悪い噂も信じやすく不安になってしまうでしょう。
そこで椋平虹を見ても不安になる必要は無いことを説明しますね。
なぜ虹と地震が結び付けられるの?
人間は良くない事態が起こるとそこに原因や理由を求めたくなる生き物です。
ラッキーなことはすんなり受け入れますが、悲劇には「なんでよ!」と脳が理由付けしたくなるんですね。
ところが地震はまだ科学的にも謎が多い現象です。
少なくとも今の段階では事前予知はできません。
そこで人は自分の身の回りの出来事を(後から)地震の理由として結びつけようとします。
- おかしな形の虹を見た。
- 黒猫が横切った。
- やたら空気がベタついた。
- 頭痛がした。
- ラジオが途切れた。
このようないわゆる「嫌な予感」は、何事もなければ日常の風景として記憶の彼方に消えてしまいます。
しかし地震のような強烈な現象が起こると「やっぱりアレが予兆だった!」とにわかにクローズアップされます。
実際は地震が起きなかったことの方がはるかに多いはずですが、そのことは忘れてしまうんですね。
こういう心理を錯誤相関といいます。
もし将来、科学的に虹で地震を予知できるようになればおおいに活用するべきです。
しかし何の根拠もない今の段階で、いたずらに人々の不安を煽るような真似はしないほうがいいでしょう。
もちろん遊びの都市伝説として楽しむのはいいんですけどね。
まとめ
そもそも虹を見るためには、うつむいてばかりじゃいけません。
立派な虹も空を見上げなければ発見することができないですからね。
子供のころはよく見上げていた空も、大人になると忙しさとともに見る機会が減っていきます。
逆に空を見上げるくらい心に余裕があると、虹も幸運も恋のチャンスもつかみやすくなるかもしれませんよ。