結婚の準備で気になるのが大安など六曜の暦です。
全然気にしない人もいれば、式当日だけでなく招待状の発送日も大安にするべき、なんてこだわる人もいます。
結婚式の日取りは六曜を重視するべきか?
縁起のいい六曜の順番は?
招待状の発送日にふさわしいのは?
最近の結婚式の六曜こだわり事情についてまとめました。
最近の結婚式事情
そもそも現在でも、結婚式の日取りに六曜を重視するものでしょうか?
実は今では、思ったよりは気にする人が少なくなっています。
もちろん大安がいちばん人気なのは間違いありません。
しかし、それよりも曜日や前後の休みなどスケジュール面の方を重要視する人が増えているようです。
いくら大安だからといって招待客が迷惑するような日取りにはしたくありませんからね。
招かれる側としては、大安かどうかよりその日に都合がつけやすいかどうかのほうが大切です。
ちなみに私も、今までに招待された結婚式が大安かどうかは全く覚えていません。
★日にちによっては式場の値段が違うことも
式場によっては仏滅などに安く利用できるプランもあります。
不人気の仏滅でも式場を遊ばせていたら売り上げにならないですからね。
割引額は数%から大きなところでは半額近くまで下がることもあります。
ここまで違うと同じ金額で式のグレードを一段アップさせることすら可能になります。
六曜にこだわらなければ十分にメリットはありますね。
ただ、招待客の中には仏滅の結婚式を気にする人がいないとも限りません。
とくに親族に口うるさい人がいると、安いからとゴリ押しもしにくいですね。
そこがデメリットといえます。
招待状の投函も六曜を気にするべき?
さて、挙式の日取りは六曜を気にするとして、招待状を出すタイミングまで気を使うべきでしょうか。
厳密には招待状も大安に発送することが望ましいとされています。
ですが、現実にはほとんど気にする方はいないようです。
招待状の発送そのものを式場や業者に丸投げしてしまう方も多いですからね。
六曜よりも、事前の出席確認や早めの発送などに抜かりがないよう気をつける方が大事です。
★大安に招待状を出すなら
ですが、自作の招待状で時間的に余裕があるなら発送日の縁起を担ぐのは悪いことではありません。
招待状は郵便で出しますので消印が押された状態で相手に届きますね。
消印の日付が大安になるように投函するというのが、縁起のいい発送方法ということになります。
大安の日にポストに入れればいいと思いがちですが、遅い時間に投函すると集荷が間に合わず翌日消印になってしまいます。
ポストには集荷時間が書いてあるので、この最終便に間に合うようにしましょう。
郵便局に直接持ち込むという手段もありますね。
郵便受付の窓口が24時間開いているところで、日付が変わる前に受け付けてもらえばOK。
ぎりぎりになってしまったら、受付の方にひとこと、「結婚式の招待状なので、大安の今日の日付で消印を押してほしいのですが」と念を押してみましょう。
ここまでしても招待状の消印が大安かどうか気づく人は1000人に1人もいないとは思います。
ただの縁起かつぎなので、こだわりすぎて発送が遅れないようにしてくださいね。
六曜で縁起良いとされる順番は
「結婚式は大安がいい」とか「友引の葬儀は避けるべき」なんていうのは聞いたことがあります。
ですが、六曜で結婚式に向きなのは大安以外にないのでしょうか。
縁起がいいランキングで六曜の種類を紹介します。
1 大安
全てにおいて良い結果が得られる吉の日。特にお祝い事に適している。
2 友引
大安の次に慶事に良い日。弔事は避けるべき。
3 先勝
万事急いで事を運べば縁起の良い日。
4 先負
勝負ごとや急用は避けるべき日。
5 赤口
新しいことやお祝い事は避け、何事も慎む日。
6 仏滅
意味は物事が滅する凶の日。 全日×。
結婚式なら大安か友引で、仏滅は避けたほうがいいということですね。
ただこうして並べてみると、中途半端に赤口や先負を選ぶよりは(安くなるなら)仏滅のほうがいい気がしてきます。
まとめ
人生でもトップクラスに日取りにこだわりそうな結婚式でさえ、今ではさほど六曜を重視しないようです。
ただ、自分たちがこだわらなくても周りの招待客が気にするかもしれないのが六曜の難しいところです。
無理のない程度にこだわるくらいでちょうどいいのではないでしょうか。