意外に知らないお神酒の正しい飲み方!子供が飲んでもいいの?

神社にお参りした際にお神酒をいただくことがあります。

あのお神酒、どうやって飲めばいいのか迷ってしまいますよね。

とくに自宅へ持ち帰ったときには困ります。

普通のお酒のように飲んでいいのか、何か特別な作法があるのか…?

それともう一つ悩ましいのが子どもに飲ませていいのかどうかです。

縁起物なのでひと口くらいはいいような気もしますが、やはり法律で罰せられてしまうのでしょうか?

そこで今回は、お神酒の正しい飲み方や未成年が口にしていいのかについてまとめました。

お酒が苦手な人のための使いみちも紹介しています。

立派なお神酒をもらったけどコレどうすれば…という人は参考にしてくださいね。

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お神酒とは?

お神酒とは神様にお供えしたお酒を下ろしたもののことです。

正月や七五三で神社に参拝したときや、神式の結婚式に出席したときにいただけます。

地鎮祭のような神事で奉納したお酒のお下がりをいただくのもお神酒と呼ばれますね。

ほとんどの場合で日本酒が使われます。

 

お神酒には神様の力が宿っているので、飲むことでそのパワーを自分の体に摂り入れることができるとされています。

また、神様と同じものを飲むことでご加護を受けることができるという考え方もあります。

どちらにしても、とても縁起がいいお酒ということですね。

 

ちなみに、正月や結婚式で飲む日本酒なら何でもお神酒というわけではありません。

お供えしたお酒のお下がりだけがお神酒になります。

 

神社でのお神酒の飲み方

御神酒(おみき)を受ける作法
  1. 1回拍手する(礼手)
  2. 盃を両手で持つ
  3. お神酒を注いでもらう
  4. お神酒を飲む
  5. 盃を置く

 

いただく前に拍手する以外はそんなに難しいことはありません。

そもそもたいていの神社では、お神酒をうける作法が書いてあります。

結婚式でも事前にお神酒についての説明があるはず。

飲み方を完全に暗記しなくても大丈夫です。

 

自宅でのお神酒の飲み方

神社でうけるお神酒には決まった作法があります。

しかし、家でもらってきたお神酒を飲むときには、とくにルールはありません。

盃じゃなくコップであおるのもOK。

日常でお酒を楽しむのと同じように飲めばそれでOKです。

 

ですがせっかくなので、神社と同じように礼手(らいしゅ)を打ってからいただくのはいかがでしょう。

礼手は神様への感謝を表す行為です。

お神酒をいただくとき専用の作法でもあります。

ポンと手を打ってから飲むお神酒は一味違うかもしれませんよ。

 

お神酒はいつ飲むの?

お神酒を飲むタイミングにも決まりはありません。

ただ縁起を担ぐなら、もらった当日に飲むのが一番いいでしょう。

神様にお供えしていたものですから、下ろしてすぐが最もパワーが備わっていると考えられています。

時間が経つとせっかくの縁起の良さもどこかに行ってしまいそうですよね。

無理して急いで飲まなくてもいいですが、あまり長いこと放置しておくのはよくありません。

※一日で飲み切る必要はありません。

 

勝負時に飲むのもアリ

もう一つおすすめのタイミングが、勝負時の前日に飲むことです。

  • 大事な商談
  • 将来を左右する資格試験
  • 独立してお店を開く
  • お見合い
  • プロポーズ
  • 結婚の挨拶

生きていると人生を左右するような勝負所に直面します。

そんな特別な日の前日に縁起をかついで飲むといいですよ。

ただし、飲みすぎて翌日に悪影響が出ないように注意してくださいね。

 

反対に、なんだか最近ついてないなあという時期に口にするのもおすすめ。

悪い流れを変えるきっかけになるかもしれません。

 

お神酒の賞味期限は?

お神酒には製造年月日はあっても賞味期限が記載されていません

日本酒はアルコール度数が高くて傷みにくいので、賞味期限を記載する義務はないんです。

極端な話、開封していなければまず腐りません。

ただ、腐らなくても品質は少しずつ変化します。

美味しく飲める期間としては1年間というのが一応の目安となります。

 

ただし開封後は、酸素にも触れますし開封口にカビが生えるリスクもあります。

すぐには傷みませんがなるべく早く飲んだほうがいいです。

 

日本酒は強い光・高温・振動によって劣化します。

とくに光には弱いので明るい場所で保管するのはNGです。

冷暗所で静かに保管しましょう。

 

お神酒を神棚にお供えしていいの?

神社でいただいてきたお神酒を自宅の神棚にお供えする人がいますが、これはあまりよくありません。

お神酒はあくまでお下がりとしていただいたもの。

それを再び神棚に供えるのはおかしいです。

使い古しの品を神様に奉納していることになってしまいますからね。

 

じゃあよく見る神棚にお供えしてあるお酒は何なの?と疑問がわきます。

あのお酒はお神酒になる前の日本酒です。

言ってみれば新品のお酒。

神棚にお供えしたあとはお神酒としていただけますよ。

 

未成年が飲むと違反になる?

いくらお神酒でもお酒はお酒。

20歳未満では飲むことができません。

七五三の参拝でもらったので子どもにもご利益を…と考えるのもわかりますが無理は禁物です。

 

法律では、未成年の飲酒で罰せられるのは止めない親や酒を提供したお店になっています。

子どもをお酒の被害から守るのは大人の義務ということですね。

 

参考 未成年者飲酒禁止法

 

ひと口飲んだらすぐ違反ではない

じゃあ子どもは絶対にお神酒を口にできないのか、と言われるとそうでははありません。

民法の第九十二条にこうあります。

 

法令中の公の秩序に関しない規定と異なる慣習がある場合において、法律行為の当事者がその慣習による意思を有しているものと認められるときは、その慣習に従う。

引用 民法 – e-Gov法令検索

 

ここで言う慣習というのは、縁起物としてお神酒を口にする習慣のことですね。

法令中の公の秩序に関しない規定とは、常識に照らし合わせて無茶なことをしないということです(がぶ飲みさせない・幼児に飲ませないなど)。

その慣習による意思を有しているというのは、お神酒の意味がわかっていて本人の意思で飲むということです。

 

つまり子どもにお神酒の説明をして本人が嫌がらなければ、

  • ひと口だけ飲む
  • ひと舐めだけする
  • 口をつけるふりをする

くらいは問題ないということです。

お神酒だからといって、普通に飲んだり無理強いしたりするのはダメなので間違えないでくださいね。

 

私の子供時代のお神酒の記憶

小学校に上がったばかりの頃に、親戚の叔母の結婚式でお神酒をいただいたことがあります。

なんだこの食パンが腐ったような匂いは?

と感じた強烈な記憶だけが、何十年も経った今でも残っています。

やっぱり子どもにとっては美味しいものではないですよね。

 

お神酒の飲む以外の使い方

苦手な人にとってはお神酒を丸1本いただくと結構持て余します。

けれど処分してしまうのはもったいないです。

飲む以外にも使いみちはありますよ。

 

料理酒として

料理酒として使っても構いません。

これなら子どもでも無理なくお神酒を体の中に入れることができますね。

「今日のおかずには七五三のときにもらった『神様の力が入っているお酒』を入れたよ」

と説明してあげれば(私と違って)子どものいい記憶にも残ります。

 

風呂に入れる

お酒には血行促進の効果があります。

飲んですぐ風呂に入るのは血行促進でアルコールが回りすぎて危険です。

しかし飲まずに入浴剤として使うならリスクはありません。

さらに日本酒には、保湿クリームに欠かせないアミノ酸がたっぷり含まれています。

お神酒を入れると肌の保湿効果も期待できますね。

 

湯船に入れる量はコップ1杯もあれば十分です。

入れすぎるとお酒の匂いがきつくなります。

 

庭に撒く

聖なるお神酒で土地を清めることもできますよ。

お酒を庭に撒くなんて罰当たりな気もしますが、不動産屋さんもやっている由緒正しい習慣です。

撒き方に決まりはありませんが、土地の4つ角に撒く四方祓いがオーソドックスです。

四方祓いは地鎮祭でもよく行われます。

 

まとめ

  • お神酒は神様のお下がり
  • 飲む前に礼手を打つ
  • 自宅ではいつでも好きに飲んでいい
  • お下がりを神棚にお供えしない
  • 賞味期限は未開封で約一年
  • 未成年は飲めないが口をつける程度はOK
  • 料理酒・入浴剤・お清めに使うのも可

 

お神酒は神様の力をいただくことのできるありがたいお酒です。

体に取り込むってところが、下手なパワースポットやお守りより効きそうで私は好きです。

ぜひ感謝しながらいただきましょう。

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