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風呂上がりに汗が引かない!不快なベタベタを防ぐ7つの方法

暑い時期の不快な汗だくにはうんざりしてしまいますよね。

とくに気になるのがお風呂上がりです。

せっかくサッパリと汗を流したのに、温まった体からはひっきりなしに汗が流れ続けます。

脱衣所でドライヤーでもかけようものなら、風呂に入った意味がないくらい汗びっしょりになってしまいます。

そこで今回は、入浴後の不快な汗を防ぐ対策についてまとめました。

ぜひ参考にして夏でもスッキリとしたお風呂上がりにしてくださいね。

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お湯の温度を1℃下げる

汗をかくことは決して体に悪いことではありません。

しかし入浴後にいつまでも汗が引かないのは温まりすぎです。

お湯の温度をもう1℃下げてみましょう。

基礎体温に個人差があるように、適正な風呂の温度も人それぞれ違います。

たった1℃の違いでも風呂上がりの感覚は大きく変わりますよ。

 

★クールダウン浴

一般的なお風呂の温度は37~42℃くらいです。

しかし、それより一段低い33~34℃のお湯に半身でゆっくり浸かるクールダウン浴が近年注目されています。

ほてった体をぬるいお湯で冷ますことで、入浴中だけ発汗して出た後は汗の吹き出しを抑えられます。

真夏の暑い時間にはおすすめの入浴法です。

参考 大阪ガス「知って得する入浴法-夏編-」

 

換気扇を回して入浴

換気扇をつけたまま入浴するだけでも汗をかきにくくなります。

人間は気温が高いと、汗をかいてその気化熱で体温を下げようとします。

しかし湿度が高いと汗が蒸発しないので、なかなか体温が下がりません。

その結果、もっと汗を出そうとしてしまいます。

換気扇で湿気を抜けば汗ダラダラ状態はかなり抑えられますよ。

 

足首に水をかける

浴槽から上がったら、足元にシャワーで水をかけてから浴室を出ます。

具体的には足首から下の足先部分です。

足首には太い頸動脈があります。

その頸動脈を冷やすことで体温調節の機能が「体が十分に冷えた」と錯覚を起こして発汗を減らします。

水といってもものすごく冷たい温度にする必要はありません。

シャワーから出る常温の水で十分です。

 

全身に水浴びは逆効果

足元だけではなく体全体に水浴びしたほうが体温が下がるイメージがあります。

しかし、これは逆効果です。

体の表面温度は下がっても内部の体温は高いまま。

しかも冷えた体表面の温度を上げるため代謝が活発になり、逆にぽかぽか温かくなって汗が出てきます。

温度差で心臓に負担がかかるので体にもよくありません。

足先だけを冷やすほうが汗止めの効果は高いのです。

 

メントール入りの入浴剤を使う

サッパリ感を求めるならクール系の入浴剤がおすすめです。

ミントの清涼感が汗をかなり抑えてくれます。

勘違いしてはいけないのが、ミントそのものに温度を下げる効果はありません。

なので入浴による発汗やリラックス効果はそのまま。

ただ、お風呂上がりの肌がわずかな風でもクールに感じて汗の量が少なくなります。

少し風がある日なら扇風機なしでも涼しく感じるくらいです。

 

 

★入浴剤が無理ならローションで

家族が嫌がるのでクセの強い入浴剤が使いにくい場合は、直接塗るタイプのローションもありますよ。

バスタブから出た後に体へ塗ってシャワーで流すだけ。

メントール配合で涼しさをアップさせてくれます。

 

首の後ろを冷やす

首・脇の下・足の付け根・膝の裏

には太い血管やリンパ節が通っています。

体温を下げるにはこのポイントを冷やすのが効果的で、熱中症の応急処置にも使われます。

 

お風呂上がりに冷やしやすいのは首の後ろです。

意識して扇風機の風を首に当ててみてください。

また、冷えたペットボトルを首に当てるのも効果大です。

扇風機を膝裏に、首にペットボトルを当てればかなり汗を引かせることができますよ。

 

こまめに拭く

汗をかいたらとにかくこまめに拭きましょう。

いやいや拭いても臭いやベタつきは残るでしょと思うかもしれませんが、実はお風呂上がりの汗はほとんど臭いません。

 

というのも汗はもともと無臭だからです。

日中の汗がベタついたり悪臭を放つのは皮膚表面の汚れと混じるため。

汚れた汗に雑菌が繁殖して臭いが出てしまうのです。

入浴直後は肌の汚れがほとんどないので、汗をかいても拭き取ればさらりと乾いて臭いも出ません。

昼間の汗と風呂上がりに出る汗は違うというのは、なんとなく実感できるのではないでしょうか?

 

バスローブで汗取り

保湿にドライヤー、子供の体拭きなど女性の場合はお風呂上がりにすることがたくさんあります。

その間にもじゃんじゃん汗が出てくるといちいち拭いていられません。

そこでおすすめなのがバスローブです。

入浴後にさっとまとえば勝手に汗を吸水してくれます。

汗が引いた頃にパジャマに着替えればいいので楽ちんですよ。

私もバスローブにはキザなイメージがあって避けていたのですが、いざ使ってみると便利すぎてタオルで拭くのが面倒になってしまいました。

 

まとめ

  • お湯の温度を下げる
  • 34℃前後のクールダウン浴もおすすめ
  • 換気扇を回す
  • 出る前に足首を冷やす
  • メントール系の入浴剤・ローションを使用
  • 首を冷やす
  • こまめに拭く
  • バスローブを着る

 

汗を嫌がってシャワーだけにするのはおすすめできません。

湯船にゆっくり浸かることは代謝アップやリラックス効果にも繋がります。

夏の疲れた体を癒やすには欠かせません。

汗対策を頭に入れて夏もしっかり湯船に入る習慣をつけましょう。