引越しの際にカーテンの幅が足りなくて困ることがあります。
基本的にカーテンのサイズにはいくつかの決まった規格があるので、たいていの窓には流用できます。
ですが、一部の輸入住宅などでは規格外の窓もあるので既成品のカーテンでは大きさが合わない場合があります。
従来のカーテンでは、大きすぎてダブついたり幅が足りなくて隙間ができてしまったり…。
もちろんオーダーメイドで作ればサイズぴったりにできますが、高く付くのでできれば古いカーテンをそのまま使えたほうがいいですよね。
そこで今回は、カーテンの幅が足りないとき買い直しなしで対処するアイデア7つを集めてみました。
かなり強引な方法もありますが、新しいカーテンを手に入れるまでのつなぎにはなると思います。
ぜひ参考にして古いカーテンを活用してみてくださいね。
ドレープをほどく
カーテンは1枚布でできていますが上の方にひだがよっていますよね。
このひだをドレープと呼びます。
このドレープをほどけば、そのぶん布の幅を広げることができます。
これは我が家のカーテンですが、それぞれ三つ山のドレープがあります。
これをすべてほどいてフラットにすれば、カーテンの下側をピンと張った長さまで伸ばすことができます。
また、完全なフラットにしたくないならドレープの数を減らす方法もあります。
今ある三つ山を二つ山のドレープに縫い直すと(ひだの数にもよりますが)2割くらい長さを伸ばせます。
やることはズボンのサイズ直しに似ていますね。
ただし、触ってみると分かりますがカーテンのドレープ部分には裏地入りで硬くなっている物が多いです。
ほどくのは糸を切るだけなので簡単ですが、普通のミシンで縫い直すのは難しいです。
美しくドレープを残すならプロにお直しを頼んだほうが無難です。
★カーテン幅のお直しをしてくれる業者さんの一例
タペストリーで埋める
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窓に重ねて布製のタペストリーを飾ります。
カーテンの幅が足りない部分だけタペストリーで埋める形ですね。
大きな窓だと長さが足りないかもしれませんが、下にカラーボックスなどを置けば光もある程度は遮断することができます。
やや一時しのぎという感はありますが、新しいカーテンを用意できない時の策の一つとして使えます。
観葉植物を飾る
小窓でなおかつ遮光性は気にしなくてもいいということであれば、観葉植物を使ってみてはどうでしょうか。
カーテンの幅が足りない部分に、吊り下げるタイプのものを飾ります。
カーテンを片側に寄せてもいいですし、両側に観葉植物をプラスして中心にカーテンという方法も考えられます。
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手入れの手間がないフェイクグリーンもあります。
観葉植物の造花版といったところですね。
台所の小窓などはこういうものを使うとかえってお洒落に見えるかも。
カフェ風インテリアになりますよね。
マジックミラーフィルムを貼る
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目隠しという点を重視するならミラーフィルムを貼るという手もあります。
外から室内が見えなくなるので、カーテンの隙間があってもプライバシーは守れます。
紫外線のカットもしてくれるのが嬉しいですね。
ただし、外が暗くて室内が明るいと目隠し効果はなくなります。
夜間に過ごす部屋には不向きな方法です。
窓際にすだれをかける
シンプルな方法ですがすだれで覆ってしまうのはどうでしょう?
カーテンは室内に、すだれは窓の外にかければ両方つけられます。
安いすだれならホームセンターで500円ほどで購入できるのでコスパも悪くありません。
別のカーテンを継ぎ足す
これは裁縫が得意な方におすすめしたい方法。
カーテンの端に足りない長さの別の布を縫い付けます。
同じ高さに揃えて切断してミシンで縫うだけ。
見た目でつないだことははっきり分かるので、おしゃれに見せるにはどんな色を選ぶのかのカラーセンスは問われそうですね。
ある程度しっかりした布が必要なので、100円ショップで売っているカーテンを使うのがいいと思います。
さすがに100円では買えませんがカーテンショップよりかなり安いです。
新生活スタート❕
ダイソーはカーテンまで売っています(^3^)/
シックで今時なデザインです✨お役立ち100均記事読んで下さい☆⬇
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大き目の家具を置く
これも一時しのぎの力技です。
大きな窓にはカーテンが足りない部分をカバーできるように、家具をずらして設置します。
とにかく大きな何かで足りない幅を隠してしまう、というわけです。
本棚やクローゼットが考えられますね。
ただ、家具を置いた方の窓は開閉がしづらくなるデメリットはあります。
まとめ
- ドレープをほどく
- タペストリーで隠す
- 観葉植物で隠す
- 窓にフィルムを貼る
- 窓外にすだれをかける
- 別カーテンを継ぎ足す
- 家具で隙間を隠す
カーテンをお直しするにしても何かで隠すにしても、やっぱり一時的な対応という印象は否めません。
その窓と長く付き合っていくなら、多少値が張ってもサイズピッタリのカーテンを作ってしまうほうが良さそうです。