冬至にいい「んのつく食べ物」って例えば何?その由来も紹介!

冬至と言われてぱっと思い浮かぶのはかぼちゃや柚子ですよね。

その他にも冬至には「んがつく食べ物」を食べると良いと言われています。

我が家でもかぼちゃ料理を用意したりお風呂に柚子を入れたりしていましたが、正式な理由は知らないままでした。

しかし、正しい理由を知らないと冬至の食卓のレパートリーも増やしにくいです。

そこで冬至の食べ物について正しい由来や「んがつく物」とは何があるのかを調べてみました。

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冬至とは?

冬至とは一年で一番昼が短い日の事です。

毎年変動しますが大体12月21日ごろになります。

私たちのいる北半球で太陽の位置が一年で最も低くなるので、日照時間も最も短くなるのです。

逆に一番昼が長くなるのは夏至ですね。

これも毎年変動がありますが6月21日頃です。

 

一年で最も日が短い日ということは、冬至の翌日からはだんだん日が長くなっていくと言い換えることも出来ます。

そのため冬至は「太陽が生まれ変わる日」として世界各地で盛大に祝われてきました。

中国・日本では、「太陽の力が一番弱まる日=この日から太陽の力が再びよみがえる日」という意味で「一陽来復(いちようらいふく)」という言葉があります。

冬至はこれから運が上昇していく日だと信じられていたんですね。

 

実はこの冬至の風習が冬至の食べ物に大きく関係します。

 

冬至に「んのつく食べ物」がいいにはなぜ?その由来

冬至はこれから運気が上昇していく日なのはわかりました。

ではなぜ「んがつく食べ物」を食べるといいのでしょう?

 

理由の一つは、運(うん)をつける為に「んのつく食べ物」を食べるという、韻を踏んだ縁起担ぎからです。

日本や中国の古い風習には結構多いですよね。

このダジャレパターンの由来が。

 

そしてもう一つは、「ん」が「いろはにほへと~」のいろは歌の最後の文字に当たるからです。

冬至を一陽来復ともてはやすのと同じで、最後の文字「ん」もまた最初に戻るという意味で縁起の良い物とされました。

なので「んがつく食べ物」が重宝されたというわけです。

 

「んがつく食べ物」おすすめは冬至の七種

1月7日は「春の七草」が有名ですが、実は冬至にも冬至の七種(ななくさ)があるのをご存知ですか?

恥ずかしながら私は知りませんでした。

 

・南瓜(なんきん)※かぼちゃの事

・蓮根(れんこん)

・人参(にんじん)

・銀杏(ぎんなん)

・金柑(きんかん)

・寒天(かんてん)

・饂飥(うんどん)※うどんの事

 

これが冬至の七種です。

さすが古来から伝わる選抜メンバーだけあって「ん」が見事に2個ついていますね。

「ん」が二つつくと運も2倍になると言われている事から、とても縁起が良い食べ物とされています。

 

また、縁起だけではなく冬が旬の物が多いのも注目です。

組み合わせて食べると非常に栄養価が高く、寒い冬を乗り切るのにピッタリな食べ物なのです。

 

加えて、日持ちする食材が多いのもポイントでしょう。

保存技術が未熟だった時代には、長持ちする食材は非常に貴重なものでした。

作物の取れない冬を乗り切るために、七種は欠かせないものだったんですね。

 

その他の「ん」がつく縁起の良い食べ物

 

  • 蜜柑(みかん)
  • 大根(だいこん)

 

冬の食べ物で有名なのは、他に「蜜柑(みかん)」と「大根(だいこん)」などがありますね。

ビタミン豊富で風邪予防にもなるので「冬至の七種」と合わせて昔から愛されている食べ物です。

 

 

  • こんにゃく

 

こんにゃくも冬至にいい食べ物です。

こんにゃくは別名「砂おろし」と呼ばれ、食べると体内にたまった砂(老廃物)を出す効果があるとされています。

胃のほうきなんて呼ばれ方もされたそうです。

現代風に言えば「食物繊維が豊富で腸内環境を改善する」といったところでしょうか。

 

「冬至に一年間の煩悩を落とす」=「こんにゃくを食べて体内の砂(老廃物)を落とす」という意味からお坊さんが精進料理として食べていました。

一般庶民もそれに習って口にするようになり、「ん」がつくので冬至に食べられるようになりました。

 

 

  • 赤飯(せきはん)

 

赤飯に使われている小豆には悪い物を追い払う力があるとされていました。

そのため、お祝い事には定番の食材なのです。

また小豆は、冬至の七種であるかぼちゃとは同じ畑で作る事ができるので仲間と言われています。

地域によって、かぼちゃと小豆を使った「いとこ煮」という郷土料理を冬至に食べる習慣もあります。

 

まとめ

日が短くなる冬は、農作物を作って生活をしていた昔の人々にとってはあまり歓迎できない季節です。

特に一番日が短くなる冬至は、太陽の力が一番弱まる日として本当なら最も歓迎したくない日だったはずです。

そこを発想の転換で、お祝いの日として縁起担ぎとして「んがつく食べ物」を食べる風習を生み出したんですね。

昔の人の言葉の操り方と知恵はとても素晴らしいですね。

私も今年の冬至は、昔の人にあやかって「冬至の七種」を使った料理で元気に過ごしたいと思っています。

 

 

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