毎年夏になると台風の被害を避けて通れません。
物が飛んだりガラスが割れるダイレクトな被害も心配ですが、もう一つ悩ましいのが騒音です。
家に叩きつけられる雨風の激しい音は恐怖すら感じさせます。
うるさくて眠るのも一苦労です。
そこで今回は台風の音で寝れないときにすぐできる対策法を紹介します。
暴風による不眠でお悩みと際はぜひ試してみてください。
耳栓をする
最も手っ取り早いのは耳栓をして入ってくる音を遮断することです。
100%無音とはいきませんが、音のストレスはかなり軽減されますよ。
私も耳栓をよく使います。
これまでの経験からすると耳栓の遮音性はフィット感に比例すると思っています。
自分の耳の形に合っていれば安物でも十分音を消してくれます。
逆に高価なシリコン耳栓でもぴったり合わなければ音は素通しです。
ジャストフィットする耳栓があると便利なので、普段から合う物を探しておくといいですよ。
ちなみに耳栓を売っているのは薬局・100均・ホームセンターなど。
コンビニだとめったに売っていないんですよね。
夜中にどうしても耳栓が買いたいなら、24時間営業のドラッグストアがいいでしょう。
メモ紙で窓を固定
雨戸がない部屋だと窓が風の直撃を受けてガタガタ揺れます。
寝室でこの揺れがあるとめちゃめちゃうるさいです。
窓を固定するテープも売っていますが、台風が来てから買いに行くのは無理ですよね?
そこでオススメなのが折りたたんだ紙を隙間に挟んで窓を固定する方法です。
ピッタリの厚さに調整して枠とサッシの間にねじ込むだけ。
簡単ですがガタガタ音はかなり収まります。
気軽に使える安いメモ紙やいらないレシートがいいですよ。
1つだけでなく何箇所か挟むとがっちり固定されます。
窓の鍵を開けてから紙を挟んで、その後施錠するとやりやすいです。
布団をかぶる
昔一人暮らしをしていた時は木造アパートだったので、台風の音は恐怖でした。
お金もなかったのでろくな防音対策もできず。
なので原始的に布団をかぶって寝ていました。
夏でも掛け布団を引っ張り出して使っていましたよ。
眠くなる音楽を聞く
スマホで眠りを誘う音楽をかけるのも有効です。
台風がうるさいのに音楽を流したら余計に眠れなくなりそうですがそうではありません。
眠れないのは意識が外の騒音に向いているため。
音楽に集中すると不思議と雨風の音が気にならなくなります。
音楽とは違いますが、NHKラジオをボリュームを絞って流すのもオススメです。
ボソボソとした話し声を聞くのも眠くなります。
ホットアイマスクをつける
眠れない人のためにドラックストアでは睡眠改善薬が販売されています。
いわゆる睡眠薬とは違って一時的な不眠に使うマイルドな薬です。
とはいえ、できるなら薬の力にはあまり頼りたくないですよね。
で、私が眠れない時に使うのがホットアイマスクです。
母乳育児中で薬も飲めずひどい不眠に悩まされていた時に、友人からもらったこのアイマスクを付けたらスコンと眠れました。
それ以来、買い置きしておいて眠れない日に使っています。
効果が長くないので低温やけどの心配がないのはありがたいです。
台風時には耳栓と併用したほうが効果は高そうですね。
ネカフェかカプセルに避難
構造上の問題でどうしても雨音がうるさい場合もあります。
- 屋根の材質。
- 屋根裏の雨漏り。
- 雨樋の劣化。
- 出窓の作り。
- 室外機の位置。
どれもそう簡単には対策できない問題です。
いずれは修繕を考えなければいけませんが、とりあえずの対策として家から避難してしまうという手があります。
眠ることができる避難場所となると、ネットカフェやカプセルホテルがありますね。
ビジネスホテルでもいいですがコスパを考えるとやはりネカフェが一番。
建物の壁・窓がガッチリしているので台風の音は聞こえにくいです。
家よりも快適に眠ることができますよ。
ただし暴風雨の中でネカフェまで行くのは大変です。
やばいかなと思ったら早めに移動しちゃったほうがいいですね。
台風がひどくなる前に寝る
暴風がピークを迎えるおおよその時間帯は天気予報で分かります。
できるなら、雨風が激しくなる前に布団に入ってしまいましょう。
睡眠の1~2時間前にお風呂に入ると、体温が落ちてきて自然に眠りやすいです。
うるさくて目が覚めてしまう可能性はありますが、一度眠ってしまえば案外起きないものですよ。
まとめ
- 耳栓をする
- 窓の隙間を紙でふさぐ
- 眠くなる音楽をかける
- ホットアイマスクをつける
- 台風のピーク前に寝る
防音も大事ですが、心を落ち着かせると眠りやすくなります。
なるべく台風から意識を遠ざけてみてくださいね。