結婚式に友人を招待したのだけれど断られてしまった。
やっぱりショックですよね。
どうして来てくれないのだろう?
何か怒らせるようなことしたかな?
親友だと思っていたのはこっちだけ?
悪い方にばかり考えがいくと、どう返信すればいいのかも迷ってしまいます。
モヤモヤしているあなたに結婚式を断られた相手に送る返事の例をご紹介します。
なんの返信もしないでいたらこの先の人間関係も壊れてしまいますよ。
結婚式への招待を断るのはレアではない
まず知っておいてほしいのは、結婚式への出席を断られるのは決して珍しいことではないということです。
仕方なく招待を断らなければいけないケースはいくつもあります。
そこまで落ち込む必要はありませんよ。
結婚式が行われるのは大安に代表される暦の上で『吉』とされる日が多いものです。
となると運悪く親戚の誰かの式と重なることもあるでしょうし、他の友達の結婚式に招待されている場合もあります。
時期も春先から6月にかけては人気シーズンでよりかぶりやすいです。
他にも、
- 仕事の繁忙期
- 喪中
- 赤ちゃんの世話
- 子供の学校行事
- 家族の健康状態
- 金銭的な問題
など、参加したくてもいけない事情はたくさんあります。
欠席理由をハッキリ言わないのは、お祝い気分に水を差さない気遣いかもしれません。
自分に置き換えてみると心当たりがありませんか?
もし仮にこのタイミングで結婚式に誘われても行けそうにないなあ、という時期が。
たまたまそんな時期に当たってしまったと諦めましょう。
欠席の理由を悪い方ばかりに考えるのはよくありません。
返信無視はダメ
事前のメール打診でお断りの返事が来た。
招待状の返信が『欠席』で届けられた。
確かに欠席の返事を見た瞬間はショックですよね。
来てくれると思って招待したのなら尚更です。
でも、上に挙げたような仕方ない理由があるのかもしれません。
たとえ欠席でも返事をくれた人を無視するのはダメ。
返信する方も欠席の返事はし辛いものですからね。
ひとまず「返信ありがとう」という気持ちだけでも伝えましょう。
返信方法はメールでもLINEでも相手に合わせた手段でいいと思います。
★欠席の返信がLINEってどうなの?
ひょっとすると欠席の知らせをメールやLINEでされたことに、軽薄さを感じる人もいるかも知れません。
しかしこれはマナー本の読み過ぎだと思います。
たしかにメールが一般的でなかった頃には「大事な連絡をメールでするのは失礼」という考えもありました。
直接会って話すか最低でも電話で伝えるのがマナーですよ、と。
しかし今やメールやLINEは日常でも仕事でも欠かせないツールです。
時間を選ばないぶん電話より優れている点もあります。
まして友人とのやり取りです。
普段使っているLINEで返信が来たからといって、軽く扱われていると思う必要はないですよ。
どんなふうに返信すればいいの?
とはいえショックはショック。
返信にどんな言葉を使ったらいいか悩みますよね。
伝えたい気持ちとバランスを取りながらうまく言葉を選びましょう。
★「残念」という気持ちは伝えてOK
「ぜひ出席してほしかったので残念だけど…」
これくらいの本音は伝えていいと思います。
あなただって「結婚式にこの人がいてくれたら嬉しいな」と思って、招待状を送ったのですからね。
★「また別の機会に」とワンクッションを置く
結婚式を機に旦那さんのことを紹介したい気持ちもあったかもしれません。
また、そこまで大げさでなくても今後もお付き合いはきちんと続けていきたいのですよね。
でしたら「また今度、時間を作って会おうね」というように結んでおきましょう。
「これからもよろしくね」という言葉で、今後も仲良くしていきたいという思いを付け加えるのもいいでしょう。
結婚式の招待を断られたときのLINE返信例文
あまり長すぎると気まずくなるのでサラリと短めに。
LINEの例文なので「返信ありがとう」は無しにしました。
メールなら冒頭に書いていいと思いますよ。
こんな返信はNG
★来るのが当たり前のような姿勢
招待しているんだから出席するのが当たり前、と考えるのは間違いです。
あなたが反対の立場になったならどうでしょうか。
どうしても出席できない理由がちゃんとあるのに、「来るのが常識」なんて思われたら悲しいですよね。
「どうして来てくれないの?」と責めるような言葉を返信に含めるのはやめましょう。
★恨みつらみはもってのほか
こっちの式に出てくれないのなら、あなたが式を挙げるときには欠席する。
あなたの結婚式には出たのに私の式は欠席というのはおかしい。
このような考えをもし持ったとしても、相手に伝えるべきではありません。
自分が受けたショックに任せて相手も傷つけてしまおうというのは、人としてどうかと思います。
結婚式の招待を断った人を疎遠にする?
ネット上には招待を断った友人と縁を切った話がたくさんあります。
それを見ていると煽られて怒りが湧いてくるかもしれません。
しかし結婚式を欠席されたからといって、すぐその人と疎遠になるのは考えものです。
相手に悪気がなくても自分は結婚前のハイになった状態。
連絡のやり取りで温度差が出ると、相手の返事がそっけなく見えるものです。
こちらが思っている以上に申し訳なく感じて連絡が取りづらいのかもしれません。
ひょっとすると後日別の形でお祝いをしてくれるつもりかも。
少し様子を見てはいかがでしょう?
大人になると損得抜きの友人はなかなかできないものです。
一時の感情で付き合いをバッサリ絶つのはやめたほうがいいですよ。
まとめ
結婚式の欠席はよくあること。
来られないのはしょうがないくらいに思って、大人の返信をしておきましょう。
それよりも出席してくれた人たちに「いい式だった」と思ってもらえるように準備するほうが前向きです。
気持ちの切り替えは大切ですよ。
旦那様になる人と一緒にがんばりましょう!