ハロウィンの仮装やお化け屋敷で、めちゃリアルな傷をつけている人いますよね。
映画の特殊メイクさながらの出来栄えには驚かされてしまいます。
ですが、特別な技術がなくても傷メイクを作ることは可能です。
凝った道具も不要。
身近にある文房具だけでもできちゃいますよ。
今回はお手軽な傷メイクの作り方について解説します。
簡単!三色ボールペンだけの傷メイク
黒・赤・青が1本に収まっている三色ボールペン。
このペンだけで手軽にリアルなニセ傷を作ることができますよ。
学生時代にはボールペン傷を描いている子が結構いましたよね。
★ボールペン傷作り方
- 赤を使って付けたい傷の長さの線を引く
- 赤の上に黒線を重ねて引く
- 指でこすって赤黒くぼかした線にする
- 傷っぽさが薄ければ引いてぼかすを繰り返す
- 傷まわりに青線をちょっと引いてぼかす
細かくこすってぼかすのがリアルに仕上げるコツです。
周りの青は内出血の痛々しさを出すことができます。
青々してウソっぽくなったら黒を足して調整してください。
ボールペンで何度もなぞると痛くなります。
やりすぎるとケガすることもあるのでほどほどに。
どちらかと言うと細傷やミニ傷専用の傷メイクですね。
超簡単!蛍光ペンペンであざメイク
傷メイクとしてはあざも簡単に作れます。
あざは地味ですがコスプレと組み合わせるといい感じになりますよ。
色鉛筆でもできますが蛍光ペンを使うのが一番やりやすいです。
■用意するもの
・赤・青の蛍光ペン
・ティッシュ
★メイクあざの作り方
- ティッシュに赤ペンのインクを付ける
- ティッシュで手に雑な赤丸を描く
- ティッシュに青ペンのインクを付ける
- 赤丸の上に青インクを少しづつのせていく
薄めに色をのせていくのがポイントです。
青は中心だけやや濃くするとリアルに仕上がります。
リアル!水性ペンと液体のりで深傷つくり
水性ペンと液体のりを使ってよりリアルな傷メイクができます。
手間はかかりますが立体感のあるグロさが出せますよ。
ボールペンのように描くときに痛くないのもメリットですね。
■用意するもの
・赤・黒の水性ペン
・透明な液体のり
・綿棒(1本)
・爪楊枝(1本)
ペンは100均で売っている物で十分です。
綿棒は必須ですね。
水性インクの広がりを抑えつつぼかすには指では厳しいです
爪楊枝は仕上げに使います。
★立体傷メイク作り方
- 赤いペンで描きたい傷の長さの線を引く
- 軽く湿らせた綿棒で赤線をぼかしていく
- ぼかした線の上に黒で線を引き、再び綿棒でぼかす
- 黒を引いてぼかし、赤を引いてぼかし…を繰り返す
- 傷の中心が盛り上がるように液体のりをのせる
- 盛り上がり部分はそのままに、周りののりだけ綿棒で薄く広げる
- 液体のりを乾燥させる
- 薄く広げたのりに爪楊枝でシワやめくりをつける
インクをボールペン傷よりも太くぼかしていくのがポイント。
こするよりポンポン叩くようにぼかしていきます。
綿棒を濡らしすぎないのも大切です。
うっすら湿っているくらいで大丈夫。
作業していると綿棒はどんどん汚れますが交換する必要はありません。
仕上げの爪楊枝はケガに注意しておこなってください。
のりのシワでケロイドの雰囲気を、めくれで皮の感じを出すことができます。
顔にも傷を!ティッシュを使った深傷メイク
手だけでなく顔にも派手な傷をつけられると仮装も映えますよね。
そこで顔用の傷メイクも紹介します。
ただ、さすがに文房具だけでは顔に傷を描くのは難しいです。
出来なくはありませんが、顔にペンや液体のりを付けるのはちょっとね…。
そこで、顔にも使いやすい化粧品を用意します。
■用意するもの
・アイプチ(orつけまのり)
・ティッシュ(orコットン)
・血糊
・リキッドファンデーション
・アイシャドウ
・ミニはさみ
・スポンジ
すべて100円ショップで買うことが出来ますよ。
血糊だけはハロウィン時期しか置いてないかもしれません。
★顔傷メイク作り方
- 傷サイズにアイプチを一直線に引く
- アイプチの上にティッシュを貼り付ける
- さらにアイプチを上塗りしてティッシュを貼る
- 4~5回繰り返して厚みが出たらアイプチを乾かす
- ファンデを塗ってティッシュを肌色になじませる
- ティッシュ周りにスポンジで赤・紫・茶のアイシャドウをポンポン塗る
- ミニはさみでティッシュを傷状に切り開く(ケガ注意!)
- 開いたティッシュ内をファンデーションで色付けする
- 傷サイズのこよりを作り、開いた部分にアイプチで貼る
- こよりに血糊を含ませる
ぱっくり開いたリアル傷の完成です。
傷口の赤黒さを出したい時は、血糊を使う前にこよりをアイシャドウで黒く塗っておくといいですよ。
まとめ
文房具だけなら気軽にチャレンジできていいですよね。
最後の顔傷メイクだけはちょっとハードル高めですが、リアル感はピカイチです。
今年のハロウィンには本格傷メイクで周りの人をびっくりさせちゃいましょう。