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水道水で作った麦茶はまずい?美味しく日持ちさせる9つの方法!

夏になると冷たい麦茶を冷蔵庫にストックしておきたくなりますよね。

健康にもよく、ノンカフェインで低刺激なのでいつでもごくごく飲むことができます。

ただ、ちょっと気になるのが水道水で作った麦茶の味です。

コスパはいいですが、ペットボトルの麦茶と比べるとおいしくないような…。

それに、どのくらい日持ちするのかも気になります。

そこで今回は水道水で麦茶をおいしく作るポイントと長持ちさせる方法について解説します。

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水道水の麦茶がまずい理由と対処法

水道水でもおいしい麦茶を作ることはできます。

「あれ?あんまり美味しくない…」と感じたら次のような原因が考えられます。

 

カルキの臭いが残っている

麦茶の味に違和感がある一番の原因はカルキの臭いではないでしょうか。

水道水独特の味が香ばしい麦茶の風味を邪魔します。

とくに集合住宅の古い貯水槽だとカルキの臭いがきつくなる傾向がありますね。

 

★沸騰でカルキ臭を飛ばそう

ミネラルウォーターで作ればカルキ臭はしませんが、それならペットボトルの麦茶を飲みますよね?

カルキ(塩素)は揮発性なので煮沸することで簡単に飛ばすことができます。

やかんに水を入れて沸騰させたままフタを開けてそのまま3分ほど蒸気を逃します。

これで水道水に含まれているカルキ臭は完全に消すことができます。

その後で麦茶のティーパックを入れてください。

 

水出しより煮出し

麦茶の作り方には『水出し』と『煮出し』がありますよね。

パッケージを見ても両方書かれています。

水出しはパックを放り込んでおくだけなので楽ちんです。

でも、どちらがオススメかと聞かれたら断然『煮出し』です。

 

一つは熱湯を使うので、先に紹介したカルキ臭を取り除くことができるからです。

もう一つは煮沸によって余計な雑菌を消毒できるから。

比べてみるとわかりますが、水出しと煮出しでは同じ麦茶でも味はかなり変わりますよ。

 

ティーパックを入れっぱなしにしている

当たり前のことですが、麦茶はパッケージに書かれた通りに作りましょう。

煮出す時間は守っていますか?

ティーパックをやかんに入れっぱなしにしていませんか?

パックを絞ってお茶を出そうとしていませんか?

 

長時間煮たりパックを絞ったりしても、お茶の味が濃厚にはなりません。

出すべき旨味が終わったら後は雑味が出るだけです。

いつまでもティーパックを入れたままにしているのは麦茶にわざわざまずいエキスを注入しているようなものです。

 

麦茶が好みに合ってない

烏龍茶ほどではないですが、麦茶もメーカーによって味がかなり違います。

ペットボトルの麦茶はそこまで差がありませんが、パック麦茶だとウマいまずいがはっきり分かれます。

まずい…というか自分に合わないと言えばいいですかね?

よく見かける手頃な製品に手が伸びがちですが、一度違う麦茶も試してみましょう。

味の違いに驚くはずです。

 

麦茶が傷んでいる

麦茶は私たちが思っている以上に傷みやすいです。

赤ちゃんが飲めるほど刺激の少ない麦茶ですが、それだけに抗菌作用が弱く雑菌が湧きやすいんです。

また、原料の麦のでんぷん質がお茶に含まれるのも腐りやすい理由です。

 

煮出して作った麦茶を冷蔵庫で保存するとしても、3日間くらいを目安に飲み切りましょう。

常温保存だと夏場なら1日でアウトの可能性が高いです。

 

ヤバくなると麦茶の底にまりものような物体が出てくるんですよね。

黒いモヤッとした丸い物体が…。

この状態で飲んでしまったことがありますがめちゃくちゃマズイです。(お腹は無事でした)

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麦茶を長持ちさせる方法

ティーパックで作った麦茶はペットボトルより日持ちが悪いです。

どうしても雑菌が入り込む機会が多くなりますからね。

ここでは少しでも長持ちさせる方法を紹介します。

 

すぐ冷やす

雑菌は麦茶が30~40℃の生ぬるい温度になった時に一気に増えます。

反対に沸騰した状態や冷蔵庫で冷えた状態では増えにくくなります。

 

そこで、生ぬるい時間を極力少なくしましょう。

煮出した麦茶をやかんごと氷水で一気に冷やします。

そのままポットに入れて冷蔵庫で冷やせば、少ない雑菌から保存をスタートさせることができるというわけです。

飲む時もコップに注いだらすぐ冷蔵庫にしまいましょう。

 

ティーパックを取り出す

ポットの中にティーパックを入れっぱなしにするのはNGです。

味が悪くなるだけでなく傷みを早める原因になります。

パックの中には麦が入っています。

水よりお茶、お茶より麦が腐りやすいのは想像できますね。

 

それと、パックを取り出す時の菜箸も清潔にしておく必要があります。

不純物がついていればそこから雑菌が増殖してしまうからです。

 

やかんとポットを清潔に

基本的なことですが、麦茶を入れるポットが汚れていると雑菌のもとになります。

清潔にするのはもちろんですが、なるべく洗いやすいシンプルなポットを選ぶのも大切です。

魔法瓶のような複雑な形だとどうしても洗い残しが増えてしまいます。

 

ちなみに、空のペットボトルを保存ポットにする人がいますがあまりおすすめできません。

壁面にひだがあるので汚れが残りやすく、口も小さいのでキレイに洗うのが難しいからです。

 

保存でも煮出しがベスト

水道水には雑菌防止のためにカルキが入っています。

そのため、カルキを飛ばさずに水出しで麦茶を作れば長持ちしそうな気がします。

ですが、これは間違いです。

カルキは時間経過とともに飛んでしまいます。

カルキの雑菌を防ぐ効果よりも煮沸による殺菌のメリットのほうが大きいです。

味も全然違いますからね。

長持ち重視でもやはり煮出しで作るのがおすすめです。

 

まとめ

★麦茶をおいしくする方法

  • 沸騰でカルキ臭を消す
  • 煮出しで作る
  • 長くティーパックを入れ続けない
  • 好みの麦茶を選ぶ
  • 麦茶の傷みに注意

★麦茶を長持ちさせる方法

  • 急速に冷やす
  • パックを清潔な箸で取り出す
  • 洗いやすいポットを使う
  • 水出しはしない

 

足が早いのが欠点ですがパック麦茶の安さは捨てがたいですよね。

この情報を参考に、ぜひおいしく長持ちする麦茶を作ってください。