女性の厄年は数えで19・33・37・61歳。
普段あまり信心深くなくても、なんとなく厄年だけは気にしてしまう人も少なくありません。
〇〇の予定があるけどやめておいた方がいいのか大丈夫なのか…。
女性の厄年でNGなことOKなことについてまとめました。
厄年によくない行為
一般的な考え方として、厄年に新しいことを始めるのは良くないと言われています。
人生を左右しそうな、大きな勝負に出るのも避けたほうがいいですね。
★転職
転職すれば仕事や職場などが新しくなります。
できることなら厄年に辞職や転職をするのは避けたいところです。
そうはいっても、自分だけで決められないケースもあるので仕方ないですけどね。
★結婚
結婚は新しいパートナーとの生活のスタートでもありますね。
苗字が変わることがほとんどでしょうし人生のターニングポイントでもあります。
厄年に籍を入れることはできれば避けたほうがいいでしょう。
★引越し
引っ越しも新しい場所での生活や人間関係がスタートします。
うまく他の年にずらしたいですね。
★新築
家を建てるのも人生の新たなスタート地点と言えますね。
増改築も避けるべきと言われています。
★車や宝石の購入
厄年には家に限らず高価な買い物は慎重にするべきです。
自動車や装飾品など、女性だとお着物を新調するのも他の年にしたいところです。
大きな額を投資するのもやめておいたほうがいいでしょう。
★長期旅行
長めの旅行は避けた方がいいと言われています。
新しいスタートというよりは、慣れない土地に長くいることで何かあっては大変という意味が大きいようです。
★起業
最近では女性の起業家も珍しくありません。
ですが、ビジネスのスタートの年として厄年は避けたいですよね。
商売人は縁起を担ぐことをとても大切にします。
★改名
厄年に改名するのもやめたほうがいいでしょう。
戸籍上の名前を変える人は少ないと思いますが、自営業の方が店名を変更するのも良くないと言われています。
厄年でもOKなこと
厄年だからって、閉じこもっておとなしくしていなければいけない訳ではありません。
反対に「厄年にこそするべし!」ということもいくつかありますよ。
★妊娠や出産
子供は授かりものですからね。
厄年だから避けることはできません。
生まれる子供が厄を落としてくれるので縁起が悪くない、とする考え方もあるのです。
もちろん子供に厄がうつるなんてことはありませんよ。
★掃除・断捨離
大掃除や断捨離は厄を捨てるという意味で厄年には縁起のいいものです。
最も手軽で大事な厄落としなので積極的にお掃除しましょう。
★勉強
厄年は勉強することがいいと言われています。
本を読んだり資格取得に挑戦したり。
勝負の年ではなく自分を磨く時期ということですね。
★髪を切る
女性なら髪形を変えることは悪くありません。
なんとなく新スタートっぽくてよくなさそうなんですけどね。
髪を切ることが、ついていた厄を切り落とすことにつながります。
気にするなら厄除けを
厄年にいいこと悪いことを紹介しましたが、人生計画通りにいかないことなんてよくありますよね。
厄年に避けるべき事柄が訪れることもあると思います。
気になる人は厄除けのお祓いをしてもらいましょう。
NGなこともお祓いしてもらえば大丈夫なんです。
厄除けは神社でしてもらえます。
お祓いをしてもらうタイミングにとくに決まりはありません。
ですが効力はその年の年末までと言われています。
どうせ厄除けしてもらうなら早いうちに行くことをおすすめします。
予約なしでも祈祷してくれる神社が多いですが、神主不在ということもありえます。
事前に電話で聞いてからたずねたほうがいいでしょう。
祈祷料は神社によって異なりますが5000円くらいと考えておけば間違いありません。
★厄除け札の置き方
厄除けのお守りをいただいたら、カバンなどに入れて持ち歩きましょう。
お守りではなく御札の場合は、持ち歩かずに神棚や仏壇へ置いておきます。
神棚がない場合は札に画鋲を刺さずに壁へ取り付けます。
この際、御札が南か東に向くように祀っておきます。太陽の光が入る方向に向けておくということですね。
まとめ
★NG行動
- 転職
- 結婚
- 引越し
- 新築
- 高い買い物
- 長期旅行
- 名前の変更
★OK行動
- 出産
- 掃除
- 勉強
- 髪を切る
そもそも厄年とは、その年齢で体や生活に良くない変化が起きやすい人が多いぞ、という昔の人の統計データのようなものです。
病院で精密検査までできる現代では、そこまで気にする必要は無いかもしれません。
ですが、アンラッキーや失敗を厄年のせいにする人は今でもいます。
やはり人生の大きなイベントを厄年にするのは避けたほうがいいかもしれません。