年々、日差しも強くなるように感じますよね。
いまや日常生活でも日焼け止めは欠かせません。
そうするとどうしても洋服に日焼け止めがついてしまうことがあります。
そんな服についた日焼け止め汚れを落とす方法を紹介します。
スピード命!汚れに気づいたらすぐ部分洗いを
日焼け止めが付いた服をそのまますぐに洗濯機で丸洗いするのはおすすめしません。
そのときは落ちたように見えても、時間の経過と共に目立つシミになってまうことがあるんです。
シミになるとさらに落としにくくなってしまいます。
生地がそこだけごわごわとなってしまうこともあります。
傷んだ生地が肌に触れるのはあまり気分のいいものじゃないですよね。
なので、まずは汚れてしまったところだけ部分洗いをしましょう。
その後でいつもどおりのお洗濯をしてください。
★まず目立たないところで試しましょう
付いてしまったらすぐ落とすのが理想です。
しかし、強力な洗浄方法ほど生地にどんな影響をおよぼすかわかりません。
まずはあわてずに、洋服の目立たないところで試し洗いをしてみてください。
色落ちなどしないかどうか、念のために確認してからにしましょう。
洗剤を使う方法
日焼け止め落としには洗浄力が高めの液体洗剤やポイント洗い用のスプレータイプ洗剤を使用します。
洗剤を直接汚れた部分に塗ります。
15分ほど放置してからもみ洗いで汚れを落としましょう。
あまり強くもむと生地が傷んでしまうので、優しく丁寧に洗ってくださいね。
手が荒れるのでゴム手袋を使って洗うようにしてください。
中性洗剤+クレンジングオイルを使う方法
クレンジングオイルを使って落とすという手もあります。
もともとメイクを落とすための物ですから日焼け止めでの汚れには効果が高いですよ。
準備するものはクレンジングオイルと中性洗剤(台所用洗剤でOK)です。
2つを1:1の割合で混ぜて洗浄液を作ります。
この洗浄液を汚れた部分につけてもみ洗いをしましょう。
汚れ落ちが良くなければ、少しずつクレンジングオイルを足しながら様子を見ていきます。
漂白剤は使った方がいい?
日焼け止めとファンデーションが混ざって洋服に付いてしまった…。
こうなるとクレンジングオイルでは落としきれないこともあります。
強力な汚れは衣料用の酸素系の漂白剤を使って落とします。
★酸素系漂白剤の使い方
まず中性洗剤+クレンジングの洗浄液で洗います。
汚れが落ちなければ、部分洗いに便利な液体タイプの酸素系漂白剤を用意します。
汚れ部分に直接塗ってそのまま洗濯します。
※まず洗剤でその後に漂白剤です。同時に使うのは色落ちの可能性が高くなるのでNGです。
注意点としては必ず酸素系を使うこと。
塩素系の漂白剤を使うと、日焼け止めに入っている成分に反応して洋服が変色しまう可能性があります。
プロに任せるのも一つの手
使っている日焼け止めによっては家庭の洗濯では落としきれないものもあります。
ウォータープルーフのように落ちにくさが売りの製品や、成分にポリマーを含むものなど。
自力で落とそうとして強く揉んで大切な洋服を傷めてしまっては元も子もありません。
こういうときは無理をせずプロの手にお任せしましょう。
出すときに店員さんに「日焼け止めが付いてしまって…」と相談すれば、適したコースでのクリーニングを提案してくれます。
プロでも長時間放置された汚れは落としにくくなります。
任せるなら汚れが付いてすぐに持っていったほうがキレイにできる可能性は高いですよ。
まとめ
なぜだか大事な洋服に限って汚れがついてしまうんですよね。
次回も気持ちよく袖を通すためにひと手間、部分洗いをしてから洗濯機に頑張ってもらいましょう。
日常の日焼け止めは、服についても洗濯しやすいお湯で簡単に落ちるものを使うのもポイントですね。