お金も時間もかけた彼女への思い切ったプレゼント。
それを使ってくれている様子がないとショックですよね。
何がいけなかったんだろう…?
気に入らなかったのかな?
ひょっとして機嫌を損ねることをしちゃったかな…。
不安がどんどん膨らむと「嫌われているのでは?」と疑心暗鬼になってしまいます。
ですが私も女性として、プレゼントを使わない彼女の心理もわかるんです。
それは決してマイナスの理由だけではありません。
きっと彼女はこんな風に考えているのではないでしょうか。
プレゼントを使わないプラスの理由
大切にしたいから
好きが「物」に絡むと、それを大切にしたいという思いが生まれます。
大切にしすぎる思いが強すぎて使えなくなってしまうんですね。
それって使わない言い訳じゃないの?
と勘ぐるかもしれませんがそうではありません。
たとえば、大好きなアーティストのCDを、普段聞くための1枚に加えて保存用にもう1枚買う人もいるじゃないですか。
はたから見れば無駄遣いに思えますが本人は真剣そのもの。
0.001%でも失くしたり割れたりするのが不安なんです。
それを考えると、彼女がプレゼントをおいそれと持ち歩けないのもわかりますよね。
特別な日のためにとってある
アクセサリー類はこの理由に該当することが多いかも。
普段カジュアルなスタイルを好んでいる彼女だと、せっかくもらったアクセサリーが自分のワードローブに馴染まないこともあります。
ですが、いつもより高級なレストランに行くときなど少し華やかさが必要になる場面なら話は別です。
そういうときにつけようと日常使いにしていない可能性もあります。
いわばあなたのプレゼントは「とっておきのシーン」だけで使われる、特別なものになったのです。
なのでスペシャルなその日まで待ってみましょう。
使っているのに気づいていない
普通に使っているのにあなたが気づいていないだけかもしれません。
キーホルダーやストラップのような物なら、デートには持ってこない仕事用のカバンにつけているとかね。
財布やパスケースでも他の使い方をされていることがあります。
名刺入れにしたりチケットを入れたり。
これだとカバンから出す機会が少ないので目につきにくいです。
普段使いするとどうしても劣化は早くなります。
持ち歩くけど大切にしたいという気持ちがあるのかもしれませんよ。
入れ替わりの時期待ち
プレゼントしてすぐに使ってくれない、というのは気が早すぎます。
使い始めの時期を待っているかもしれませんよ。
何かが壊れてあわてて買い直したケースは別にして、新品をおろすタイミングにこだわる人は意外に多いです。
年度の変わり目や衣替えの時期、占いや風水で縁起の良さを重視する人もいます。
代表的なのは財布ですね。
自分で購入したものでも、風水的にベスト時期を待って寝かせる人がいるくらいです。
自動車なんかも納車を大安に合わせる人がいますよね。
そこまで大げさなプレゼントじゃない…というのはあなたの目線です。
彼女はどんな高級ブランド品より大切に感じているかもしれません。
いいタイミングで使わせてあげましょう。
プレゼントを使わないマイナスの理由
好みじゃなかった
もらったはいいけれど、デザインや触り心地があまり好きじゃないということがあります。
とくに日常使う物の好みは大きいです。
大きすぎて持て余してしまう財布や今まで付けたことがないアクセサリーなど。
ずっと違和感を抱えながら使うのはつらいものがあります。
せっかくプレゼントしてくれたあなたに言うこともできず、かといって自分の気持ちを押し殺してまでそれを使う気にもなれず困っているのかも。
プレゼント選びのリサーチ不足だったかもしれませんね。
壊れていた、壊してしまった
プレゼントした品の作りがもろかったり、使い方が複雑でつい壊してしまったということもあり得ます。
これはかなり言い出しづらいでしょう。
またレアケースではありますが、はじめから壊れていて使えなかったということもないわけではありません。
すぐ言って交換してもらえばいいのですが、タイミングを逸して言い出しにくくなってしまうことも…。
あげた方としてはいい気分はしませんが仕方ないですよね。
品物がかぶった
デート中に彼女が小物を入れるポーチを売り場で熱心に見ていた…。
それを見てあなたがポーチをプレゼントしたとします。
ところがすでに彼女が自分でポーチを購入していたら困ってしまいます。
2つあっても持て余してしまいますからね。
そこはプレゼントしたほうを使ってほしいところですが、使い始めたばかりの品を下げるのは抵抗があるものです。
いずれ使い始めるときが来ると思うので気長に待ちましょう。
売ってしまった
彼氏として一番ショックなのはこの理由でしょう。
今は要らないプレゼントをただ捨てずに、お金に変えようとする人がたくさんいます。
TV番組の質屋特集でもプレゼントを持ち込む女性の映像が流れることが多いですよね。
メルカリやヤフオクなどのネットオークションを見ても、クリスマス後には4℃やティファニーといったブランドの商品が未使用でたくさん出品されています。
ひどいケースでははじめから換金目的でおねだりする人もいるみたいですね。
男性としては、出したお金を質屋と彼女で山分けされているようなものでやりきれません。
さすがに彼女がそんなことをするとは思いたくないでしょうが、そういう人も世の中にはいるということです。
まとめ
理由がわからないのでモヤモヤする気持ちもわかります。
でも使わない=嫌われているわけではないのはなんとなく伝わったのではないでしょうか。
仕方ない事情で使っていないこともよくあります。
「あれ?プレゼント使わないの?」
みたいなプレッシャーはあまりかけないほうがいいですよ。
ただ大前提として、付き合い以前の段階で好意を持たれて無かった場合は別です。
好きでもない人にもらった品を嬉々として使う女性はいないので。