私は子供の頃からコーンスープが昔から好きでした。
それも本格的なポタージュじゃなくてインスタントの味がお気に入り。
いかにコンポタが好きかを作文に書いて担任を困惑させたこともあるくらいです。
それはいいとして、コーンスープの粉末は溶けにくいのが困りますよね。
カップの底に残った塊を見るとすごく損した気分になります。
しかし、ある友人に教わった作り方をするようになってからはダマを気にせずにスープを楽しむことができています。
今回はそのコーンスープの粉末でダマにならない作り方を紹介しますね。
コーンスープがダマにならない作り方
粉末が塊にならない作り方。
それはお湯を先に入れることです。
えっ、それだけ?
と思うかもしれませんが本当にこれだけでダマができなくなります。
この方法だとむしろダマを作るほうが難しいレベルです。
ポイントは少量のお湯で溶かそうとせずに始めから分量ぶんのお湯を入れちゃうこと。
そこに粉末を投入します。
まずカップに熱湯を注ぎます。
私は熱々が好きなので1回捨て湯でカップを温めますが、やらなくても大丈夫です。
お湯の中心に粉末をドバっと入れます。
少しずつ入れたり散らして入れたりする必要はありません。
コップのふちに付かないように気をつけるくらいですね。
粉を入れたら沈みきる前にかき混ぜます。
早めにかき混ぜるほどダマになりにくいです。
スープをあけてみるとこんな感じです。
さすがに塊ゼロとはいきませんが、粉先入れより段違いに溶けやすいのがわかるはずです。
★なぜダマにならない?
ダマになるのは小麦粉に含まれるデンプンが原因です。
デンプンの粒は給水と加熱によって膨張・破裂して糊のように変化します。
それがほどよく水分にバラけることでとろみのあるスープになります。
ところが粉の上に熱湯をかけると、糊化してカップにへばりつくので溶けにくくなります。
お湯に粉を入れることで粒がバラけながら糊化するのでダマができにくいのです。
ダマを防ぐその他の方法
お湯先入れ方法の他にもダマが出にくい方法はあります。
いくつか紹介しますね。
スプーンを回さず縦に混ぜる
お湯を注いだらカップの円を半分にするように縦にかき混ぜます。
こうすることで左右に対流ができて混ざりやすくなります。
ただこの方法でも粉先入れだと結構ダマになるんですよね。
うっかり粉入れちゃったとき用の次善策として覚えておくといいかも。
少量の水でといてお湯を足す
- 1~2割の分量だけ水をカップに入れます。
- そこに粉を入れてかき混ぜます。
- ほどよく溶けたらお湯を足して完成させます。
これは効果あり。
粉がダマになるには水分と高温が必要です。
なので低温の水を使えば糊化をさせずに粉をとくことができます。
ただし、手間がかかるのとスープがぬるくなるのが難点です。
コーンスープは吹きこぼれやすいのでレンジで再加熱しにくいんですよね。
粉をとかす料理には応用できる方法です。
少量のお湯で先に溶かす
水ではなく少ないお湯で懸命にかき混ぜる。
誰もがやりがちなこの方法は全然ダメでした。
溶けているように見えてほぼ確実にダマが残ります。
底が丸いカップを使う
ダマが残るのはたいていカップの角です。
角のない丸みを帯びた底のカップを使えば残りにくくなります。
メーカーから推奨されている方法がこれ。
確かに粉が散りやすいせいか塊は残りにくいです。
でも丁度いい形状のカップが少ないのが困ります。
シチュー入れるような皿だとインスタントには大きすぎ。
かと言ってコーヒーカップでスープ飲みたくないし…。
まとめ
手軽さと溶け具合を考えるとやはりお湯先入れに勝る方法はありません。
だまされたと思って一度やってみてください。