毎日きちんと洗濯をしているのに、なぜかタオルが黒ずんでしまうことがあります。
タオルって手触りや吸水性が好みに合うものが意外と見つけにくいんですよね。
お気に入りのタオルは簡単に捨てるわけにはいきません。
そこで今回はタオルの黒ずみを落とす方法について解説します。
黒ずみの原因によって落とし方も異なってくるので、ぜひ参考にしてくださいね。
漂白剤を使う
まめに洗濯していればめったに黒ずみが出ることはありません。
しかし通常の洗濯で落としにくい汚れが蓄積されると、黒ずんでくることがあります。
タオルならば手垢や皮脂、石鹸残りなどが考えられますね。
手洗いが雑だとタオルに汚れも付きやすくなります。
黒ずみの場所でなんとなく判断がつくのではないでしょうか。
★酸素系漂白剤でつけ置き洗い
- 40~50度のお湯に酸素系漂白剤を入れる(分量はパッケージ参照)。
- 黒ずんでしまったタオルを入れて1時間ほど漬け置く。
- その後、いつも通りに洗濯する。
皮脂汚れは酸性なのでアルカリ性の酸素系漂白剤が効果的です。
お湯を使うことで漂白剤の洗浄力がアップしますよ。
柔軟剤を使わない
タオル全体が黒ずんでいる場合は、柔軟剤を使いすぎている可能性があります。
すすぎ不足や節水モードの多用。
また水量の少ないドラム式洗濯機を使っていると起こりやすい症状です。
柔軟剤は通常の洗濯で少しずつ落ちていきます。
柔軟剤なしの洗濯を数回繰り返して様子を見ましょう。
色が戻らなければ漂白剤のつけ置き洗いをしてみてください。
煮洗いする
黒カビが付着してタオルが変色するケースもあります。
タオルを洗濯カゴに入れっぱなし。
洗濯機の洗浄をしていない。
などが主な原因です。
カビ除去といえばカビキラーですが、さすがにタオルに使うのは抵抗がありますよね。
そこで高温でカビを除去します。
★煮洗い方法
- ステンレスの鍋にお湯と粉石鹸を入れる(分量はパッケージ参照)。
- 黒ずんだタオルを入れて10~20分ほど煮る。
- 火を止めて冷めるのを待つ。
- 水でよくすすぐ。
- 通常通りに洗濯する。
※やけどに注意。
注意点はアルミや鉄製の鍋を使わないこと。
石鹸による変色・腐食のリスクがあります。
それと煮洗いは汚れ落ちはいいですが生地が傷みやすく色落ちもしやすいです。
漂白剤のつけ洗いを試してダメだった場合の最後の手段にしておきましょう。
タオル黒ずみ防止のポイント
タオルの黒ずみは落とすより予防するほうが簡単です。
普段からポイントを意識しておくだけで黒ずみの可能性はかなり減らせますよ。
洗濯物を入れすぎない
洗濯機に詰め込みすぎると汚れが十分に落とせなくなってしまいます。
目安は標準量の7割ほど。
余裕を持たせて洗濯機を回しましょう。
洗剤をよく溶かす
洗剤の溶け方が不十分だと洗浄力が十分に発揮されずに終わってしまいます。
汚れ落ちがイマイチに感じたら、洗剤を入れて10分空回ししてから洗濯物を入れてみましょう。
洗剤がよく混ざって洗浄力が上がります。
洗剤や柔軟剤は分量厳守!
洗剤や柔軟剤の入れすぎは逆効果です。
すすぎ残りしやすくなって黒ずみの原因になります。
適量を使って洗濯してください。
洗ったらすぐに干す!
洗濯物を濡れた状態でそのままにしておくのはNG。
洗濯が終わったらなるべくすぐに干すように心がけましょう。
洗濯カゴに長時間入れておくのも、湿気でカビを誘発しやすくなります。
定期的に洗濯槽を洗浄
どんなに洗濯を工夫しても、洗濯槽自体が汚れていたりカビが生えてしまっているのでは意味がありません。
2ヶ月に1回くらいは洗濯槽もお掃除をして清潔な状態を保ちましょう。
埃取りのネットもキレイにしてくださいね。
まとめ
お気に入りのタオルは長く使いたいものですよね。
付いた黒ずみを落とす方法もありますが、普段から気を付けておけばタオルに負担をかけずにすみます。
その方がより長持ちさせられますよ。