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畳にカビが生えたらどうする!?自分でできる簡単除去3ステップ!

久しぶりに模様替えをしたら畳の上にカビを発見!

こうなると居心地のいい和室にいても一気にテンションが下がります。

赤ちゃんがいる家ではより影響が気になりますよね。

今回は自分でできる畳のカビ掃除方法について解説します。

カビは放置しておくとどんどん広がってしまいます。

軽いうちに対処してしまいましょう。

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カビ取りの事前準備

  • 晴天の日を選ぶ。
  • 換気のため窓を開ける。
  • カビを別部屋に漏らさないようふすまは閉める。
  • カビを吸わないためにマスクをする。
  • カビに触れないようゴム手袋をする。

カビ取りに入る前にまずは事前準備です。

カビを吸い込むと体に悪いのはわかりますよね。

それだけでなく、うかつな掃除をするとキレイな部屋にまでカビを持ち込んでしまいます。

ちょっと大げさですが準備を怠らないようにしましょう。

 

乾拭きをする

いらない布や雑巾で乾拭きして表面のカビを取り除きます。

クイックルワイパーなどに付けるドライタイプシートでもOKです。

使い捨てにできる物で拭きます。

 

拭くときは必ず畳の目に沿って拭きます。

目に逆らって拭くとカビが隙間に入り込んでしまいますよ。

水拭きしたくなりますが必ず乾拭きにしてください。

普段の畳掃除で水拭きするのはOKですが、カビが生えてしまったら湿気は厳禁です。

余計な水気を与えるのはカビの胞子に栄養を与えるようなもので逆効果になります。

もちろん、乾拭きだけだとただ目の前にあるカビがなくなっただけ。

胞子は細かくあちこちに潜り込んでいるので、他に紹介する方法と併用してください。

 

★掃除機で吸い取るのはダメ?

掃除機を使って細かい畳の目までカビを吸引したくなりますよね。

しかしカビだらけの畳にいきなり掃除機をかけるのはおすすめできません。

 

掃除機のフィルターでは細かいカビの胞子を止められません。

吐き出す排気でカビの胞子を部屋中に広げてしまう可能性があります。

たとえ強力フィルターで排気のクリーンさを売りにしている掃除機でも油断はできません。

排気はキレイでも掃除機内部がカビだらけになってしまうからです。

一度カビ臭くなった掃除機を復活させるのは至難の業ですよ。

私も以前カビを吸い込ませた掃除機を1台ダメにしたことがあります。

掃除機を使うのは、乾拭きなどで目に見えるカビを取り除いてからにしましょう。

 

歯ブラシを使う

乾拭きで取れないカビは歯ブラシを使って除去します。

歯ブラシも不要になった使い捨てできるものを使用します。

ゴシゴシこするより、優しく隙間から浮かせるようにかき出します。

雑巾の乾拭きも併用してカビを減らしましょう。

 

乾拭きと歯ブラシであらかたカビを取り除けたら、掃除機をかけても大丈夫です。

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殺菌拭きでカビを完全除去

拭き掃除でカビを取り除けてもそれは表面だけのことです。

畳の中にはカビの胞子が残っていて、時間が経つとまた生えてきてしまいます。

殺菌成分で拭き上げることでカビの再発確率を減らすことができます。

 

カビに強い殺菌成分といえばカビキラーのような塩素系漂白剤があります。

しかしゴロ寝する畳にカビキラーを使うのは抵抗がありますよね。

カビはやっつけても人にも悪影響がありそうです。

そこで畳には人間に害の少ない殺菌成分を使います。

 

お酢

お酢には強い殺菌効果があります。

お酢ならどこの家庭でもたいてい置いてありますよね。

食べ物に使うくらいなので悪影響の心配もありません。

これを使ってカビを掃除しましょう。いらないブラシと、雑巾やタオルなども用意してくださいね。

 

  1. お酢を水で5~10倍に薄めて洗浄液を作る。
  2. 洗浄液を雑巾につけて固く絞る。
  3. 畳の目に沿ってこするように拭く。
  4. 別の布でしっかり乾拭きをする。

 

お酢の割合は濃いほど殺菌力が増しますが、ツンとする匂いがかなり気になると思います。

さらに、濃すぎると畳が変色してしまうこともあります。

様子を見ながら適切な濃度に微調整して使ってくださいね。

 

消毒用エタノールを使う

薬局で購入できるエタノールもカビ除去に使えます。

エタノールは蒸発が早いので、湿気が残りやすい畳とは相性がいいんです。

ただし、替えたばかりの新しい畳だと変色しやすいので注意してくださいね。

 

エタノールには無水消毒用があります。

そのまま使えるのは消毒用エタノールです。

濃度がほぼ100%の無水エタノールは強すぎるので薄めて使います。

エタノール3:水7の割合で消毒用に近くなりますよ。

 

  1. エタノールを乾いた雑巾に染み込ませる。
  2. 畳の目にそって拭き掃除する。
  3. 雑巾の面を変えて繰り返しエタノール拭きする。

換気さえしっかりしてあれば乾拭きはしなくて大丈夫です。

瞬間的に畳がエタノールで濡れますがすぐに乾きます。

手に傷があるとエタノールがしみて痛いのでゴム手袋を使用してください。

 

除菌用ウェットティッシュで代用

除菌用のウェットティッシュでエタノールの代用ができます。

普通のじゃなくてアルコール臭がぷーんとするティッシュね。

コスパや効き目を考えるとエタノールがあった方がいいですが、畳の一部がカビているだけならウェットティッシュで十分です。

日常でも使い道が多いので気軽に購入できるのがいいですよね。

 

逆性石鹸

お酢やエタノールよりもカビへの殺菌力が強いのが逆性石鹸です。

 

通常の石鹸は、汚れ落としに優れていますがカビ落としにはほぼ効果がありません。

風呂場のカビを見ると、むしろ石鹸残りをエサにして育つくらいです。

その石鹸とは真逆の性質がある逆性石鹸は、カビ除去力が非常に高いことで知られています。

石鹸とつくのに汚れはほとんど落ちないんですけどね。

 

逆性石鹸の代表的なものにオスバンSがあります。

知らないと副作用が気になるかもしれませんが、要は消毒液です。

手の殺菌や食器の消毒にも使えるものですよ。

塩素系漂白剤とは全然違います。

 

オスバンSはお酢と同じように畳の拭き掃除に使えます。

ただし、エタノールのような揮発性はないので乾拭きで仕上げる必要があります。

さらに原液では使えないので200~500倍に薄めなければいけません。

乾拭きと薄める2つの手間はありますが、カビに対しての効果とコスパは最強です。

 

まとめ

紹介した方法で軽度なカビは除去できますが、ひどくなると素人では手におえません。

畳屋さんに相談して場合によっては張替えを検討してください。

 

やはり取り除く大変さを考えると予防こそが一番のカビ対策です。

まめな換気やエアコンを利用した除湿。

エサになる埃をためない日々のお掃除も重要なカビ対策の一つです。

畳のある部屋の使用頻度が少なくてもちょこちょこお手入れしましょう。

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